#はじめに
3Dプリント部品をつなげたり、固定したりするのにネジを使いたくなった経験のある方は多いと思います。単純にナットを使って固定する方法もありますが、インサートナットと呼ばれる部品を使えるようになると制作の幅が広がるのでご紹介します。
#必要なもの
- 半田ごて
- 温度調整ができるものだとより簡単に埋め込むことが出来ます
- インサートナット
- ネジ専門店のWilcoが種類も豊富で安くおすすめです。
#埋め込み方
半田ごてが温度調節可能な場合はフィラメントが溶け出す温度に合わせると溶けすぎることなく埋め込めます。
温めながら押し付けて、早めに埋め込むと溶けすぎることなく埋め込めます。
埋め込み終わった後、冷めるまでの時間は意外に長いので油断して触らないようにしてください(やけどしました)。
3Dプリント部品にインサートナット(ビットインサート)を埋め込む pic.twitter.com/2kFnTtaYhd
— ダイヤモンド電電 (@diamond_denden) May 4, 2020
#取り出し方
ケチくさいですが、埋め込みに失敗したり、3Dプリント部品自体が壊れてしまったりした場合でも取り出して再利用することが可能です。
取り出すときは半田ごてに溶けた3Dプリント部品が付着し、嫌な匂いがするので換気をしましょう(換気せずに気持ち悪くなりました)。
インサートナット埋め込み失敗したときのリカバリー pic.twitter.com/ijIGwrXnaB
— ダイヤモンド電電 (@diamond_denden) May 4, 2020
#おわりに
部品を知っているだけで制作の幅が広がります。一度チャレンジしてみて知識の引き出しを増やしておくのはいかがでしょうか。