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【開発作業効率化】GitHub Copilot Business をエンジニア4名でトライアルしてみた

Last updated at Posted at 2025-02-12

今まで弊社ではツールの導入があまり進んでいない状況でしたが、AI-TFでの活動で、ついに経費の申請がおり、GitHub Copilot Businessを4名でトライアルすることが決まりました。

計画

何かしらAIツールを導入し、効率を上げたり、作業をやりやすくしたいというイメージが
TFのメンバー内にあることがわかったので、製品のリストアップを開始しました。
その中で、GitHub Copilotが第一候補に上がりました。
理由としては、

  • Freeプランも最近登場し、業務外で試したところ、今後も継続的に利用する価値の高そうと感じた
  • TFのメンバーの前職でも利用していた
    ためです。

ただ、全エンジニアに導入するとか、どんなことはやってはいけないとかの判断軸は会社や組織ごとに異なり、
客観性がないため、複数人でトライアルを行い、これ以降の導入計画をまとめるという流れとしました。

メンバー

トライアルメンバーは業務カバーを網羅させるべく、下記としました。

  • Flutterメイン x 1名
  • E2EなどのTypeScriptがメイン x 1名
  • LaravelなどPHPがメイン x 2名

TF外のメンバーだったり、新卒入社だったり、中途だったりと色々なメンバーを巻き込めると良さそうです。

期間

1ヶ月

あまり長くしても、使わない期間などが発生するため、短めに設定しました。

費用

19ドル x 4名 = 76ドル(約12,000円)

金額によって承認フローに違いがあったり、インパクトが違うという場合は、
人数調整などが必要かもしれません。

期待効果

AIを活用した開発効率、品質の向上
各プログラミング言語やタスクにおける適用可能性の評価
求職者やステークフォルダーへのアピール

準備

経費申請までに必要だった準備について触れます。

製品理由

数ある製品の中でGitHub Copilotを選定した理由は下記です。

  • VSCodeやAndroidStudioのプラグインとして利用可能
  • 元々GitHubを利用していたため、同じエコシステムでの利用でリスクが低減される

この理由が合致する、AIに限らず、役に立ちそうなツールが、
他には無さそうという判断ができたのも大きいです。

プラン選定理由

料金プランを確認すると、候補となる3つのプランがありました。

  1. Free
  2. Pro
  3. Business

Freeプランでもトライアルはできますが、実際のプロダクトや開発工程でどのような感触なのかを知りたいため、除外されました。
Proプランは指定したファイルを Copilot から除外するという機能がなく、セキュリティーや品質の観点から除外されました。
Businessは製品での利用も問題ないことから、こちらをトライアルの対象に決めました。

申請の例

あくまでも例ですが、下記が申請の内容となっています。

目的:
技術開発本部としてAI技術の活用を促進するため、GitHub Copilotのトライアル導入を実施します。これにより、利用の必要性や投資対効果を検証し、社内展開の可能性を評価します。

背景:
GitHub CopilotはVSCodeに統合可能で、エンジニアが最も使用する環境に適しているため選定しました。セキュリティ面の懸念については、既存で利用中のGitHub製品と同じエコシステム内で運用されるため、リスクが低減できると判断しています。

プラン選定:
GitHub CopilotにはPro、Business、Enterpriseのプランが存在しますが、Businessプランは管理機能が含まれており、社内での利用に最適であると判断しました。本プランの利用料金は1人あたり月額19ドルです。
AI-TF内でGitHub Copilotを利用されていたのがEさんだけで、前職でもBusinessプランを利用されていたそうです。

導入計画:
以下の4名が、言語やタスクの違いを考慮してトライアルを実施します。それぞれのフィードバックを基に評価を行います。

Aさん: PHP(製品X・製品Y開発)
Bさん: Dart(製品X・製品Z開発)
Cさん: TypeScript(製品X・E2Eテスト開発)
Dさん: PHP・Dart(製品X・製品Z開発)
費用:
月額19ドル × 4名 = 76ドル/月 (1ヶ月間のトライアルを予定)
約11,867.70 円 (156円/ドル換算)

期待効果:
AIを活用した開発効率、品質の向上
各プログラミング言語やタスクにおける適用可能性の評価
求職者やステークフォルダーへのアピール

次回以降

トライアル2週目に入ったので、評価やフィードバックを集め、実際に導入の計画を考えていきます。

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