はじめに
Django を用いた Web アプリ開発を VSCode で行っている際に、ターミナルの設定が気になり修正しました。この記事では、その内容を備忘録としてまとめます。
この記事の内容
私は、Django プロジェクト内に仮想環境(venv)を作成し、VSCode でプロジェクトを開いて開発を進めています。VSCode では、ターミナルが自動で起動し、仮想環境も自動で有効化されるため、とても便利です。
しかし、この際に以下のようなエラーメッセージが表示されました。
bash
manpath: can't set the locale; make sure $LC_* and $LANG are correct
このエラーは、仮想環境のターミナルで言語設定が正しく設定されていないことを示しています。言語設定が適切でないと、ターミナルで日本語入力が正しく動作しないことがあります。そこで、今回はターミナルの言語設定を日本語に変更する方法を紹介します。
解決策
この問題を解決するには、仮想環境の venv/bin/activate
に以下の記述を追加します。
export LANG=ja_JP.UTF-8
export LC_ALL=ja_JP.UTF-8
このコードを activate
スクリプトの終盤(hash ...
という記述の前)に追記します。
こうすることで、仮想環境が有効化された際に正しい言語設定が適用され、日本語入力が正常に機能するようになります。
最後に
今回は、仮想環境の言語設定を日本語に変更する方法を紹介しました。同様の手順で activate
スクリプトに他の環境変数や設定を追加することで、カスタマイズが可能です。