はじめに
2025年4月からエンジニアとしてのキャリアをスタートし、未経験から Java Silver(Oracle Certified Java Programmer, Silver SE17)を取得しました。
本記事では、学習方法や使用した教材、試験本番の感想などを、備忘録を兼ねてまとめています。
特に以下のような方にとって参考になれば幸いです:
- 未経験からエンジニアに転職した方
- Javaの学習を始めたばかりの方
- Java Silverの受験を検討している方
学習前のJavaスキル状況
入社時の研修で Java の基本文法を学び、Spring Boot を用いた簡単な CRUD アプリを作成しました。
ただし、構文は感覚的に書いていたため、理解は浅く、オブジェクト指向やアクセス修飾子など基礎的な部分が曖昧でした。
使用教材と学習時間
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学習期間:
約1週間(平日:2~3時間、休日:3〜4時間) -
補足:
Java Bronze の学習を事前に行っていたため、基本文法の復習にはそれほど時間をかけずに済みました。
学習方法と具体的な進め方
主な学習ステップは以下の通りです:
- 各章を一通り読み、知識を再確認
- 練習問題を解き、理解度を確認
- 章末の確認問題で知識の定着を図る
- 全体を2周した後に模擬試験に取り組む
Bronze で学んだ内容と一部重複していたため、該当箇所は読み飛ばしつつ、曖昧だった知識は問題演習を通して補いました。
模擬試験の結果と反省点
書籍付属の模擬試験に初めて取り組んだときは、正答率が約50%台と合格点(65%)に届きませんでした。
この段階で試験申込を済ませていたため、模試を解いてから申し込むべきだったと感じました。
また、模試を通じて以下のような課題が明確になりました:
- 時間配分の難しさ
- 自分の理解が曖昧なトピック(例:例外処理、アクセス修飾子)
これらを踏まえて、解説や各章の内容を再確認しながら復習を行いました。
試験本番の感想
個人的な体感としては、模擬試験よりもやや易しく感じました。
特にコード量が少なく、読み取りにかかる負担が軽かった印象があります(※出題内容によって異なります)。
また、模試や練習問題で見たことのある形式の設問も多く、問題パターンに慣れておくことが大きな安心材料になりました。
結論とアドバイス
私は Java Bronze → Java Silver の順で受験しましたが、このステップは非常に効果的でした。
- Bronze で文法や基本概念を固める
- Silver で応用的なトピックや出題傾向に慣れる
この流れにより、Silver 単体の学習時間を短縮し、効率よく合格を目指すことができました。
最後に
これから Java Silver の受験を検討している方へ、以下のポイントを意識してみてください:
- 模擬試験で時間配分と理解度を確認する
- 解けなかった問題は必ず解説に立ち戻る
- Bronze の知識は Silver の土台になるため、できれば事前に学習しておく
未経験でも十分に合格可能です。焦らず、地道に取り組んでいきましょう。
この記事がこれから資格取得を目指す方の一助となれば幸いです。