コロナ対策として、大学がリモートでの授業配信を進めていくらしいですね。
どういった形で配信されるのかはわかりませんが、大勢が聴講する授業では学生と講師間でのコミュニケーションが難しそうなので、コメントを打って意見や質問を共有できるといいんじゃないかと。
(最近はそういうのが当たり前にあるのかもしれないけど、特にどういうシステムが使われてるとかは知らない状態で書いてます)
そこで、Chrome Extensionでコメントを流せるNicoNico SPEENYAってあったよなと思い出して試してみたのでデプロイ方法とか書いておきます。
私は社畜なのでリモート会議ででもネタとして使わせていただこうと思います。
NicoNico SPEENYA
https://github.com/chimerast/niconico-speenya
前提
- gitが利用可能
- docker/docker-composeが利用可能
ローカルでデプロイ
git clone https://github.com/chimerast/niconico-speenya.git
cd niconico-speenya
vi docker-compose.yml
version: "3"
services:
nicosp:
build: .
restart: unless-stopped
ports:
- 2525:80
docker-compose up --build -d
ブラウザで
http://localhost:2525
./make-package.sh
cd dist
[root@localhost dist]# ls -l
合計 308
-rw-r--r-- 1 root root 314662 3月 30 23:08 extension.zip
できあがったファイルzipファイルを
chrome://extensions/
にドラッグアンドドロップしてインストール。
コメントサーバ側からコメントを入力するとChromeにコメントが流れる。
コメントサーバをインターネットに公開しておいて、授業スライドをSharepointとかでWeb上で表示して画面共有しておけば、学生側がコメントを流せるというような使い方ができるんじゃないか。(認証がないとか、荒れるとかいう話は別にしておいて)
インターネット公開
一応簡単にインターネット公開用設定も。
例によってリバースプロキシにぶら下げてLet's Encrypt対応。
version: "3"
services:
nicosp:
build: .
restart: unless-stopped
environment:
TZ: Asia/Tokyo
VIRTUAL_HOST: #あなたのドメイン名
LETSENCRYPT_HOST: #あなたのドメイン名
LETSENCRYPT_EMAIL: #メアド
nginx-proxy:
image: jwilder/nginx-proxy
restart: always
ports:
- 80:80
- 443:443
volumes:
- /dockerdata/nginx-proxy/certs:/etc/nginx/certs:ro
- /dockerdata/nginx-proxy/htpasswd:/etc/nginx/htpasswd
- /etc/nginx/vhost.d
- /usr/share/nginx/html
- /var/run/docker.sock:/tmp/docker.sock:ro
letsencrypt-nginx-proxy-companion:
image: jrcs/letsencrypt-nginx-proxy-companion
restart: always
volumes:
- /home/web/wordpress/certs:/etc/nginx/certs:rw
- /var/run/docker.sock:/var/run/docker.sock:ro
volumes_from:
- nginx-proxy
networks:
default:
external:
name: shared
Chrome extensionを公開したサーバに対応させる。
vi ./extension/scripts/content-script.js
--------------------
const SERVER_URL = 'http://localhost:2525' #ここを公開したURLに書き換える。
--------------------
./make-package.sh
これで公開したコメントサーバから読み込むことができるはず。