Zabbixサーバーのインストールと起動
Zabbixは公式でdocker-composeの定義を用意してくれていますので、とっても簡単に起動までできます。
Amazon Linuxを立ち上げてSSHで接続したところから、下記のコマンドで起動できます。
sudo yum update -y
sudo yum install -y docker git
# Docker起動
sudo service docker start
# docker-composeのインストール
curl -L https://github.com/docker/compose/releases/download/1.13.0/docker-compose-`uname -s`-`uname -m` > /tmp/docker-compose
chmod 755 /tmp/docker-compose
sudo mv /tmp/docker-compose /usr/local/bin/
# zabbixのdocker-compose定義を取得
git clone --depth=1 https://github.com/zabbix/zabbix-docker.git
# zabbix起動
cd zabbix-docker
sudo /usr/local/bin/docker-compose -f docker-compose_v2_alpine_mysql_latest.yaml up -d
Webにアクセスするとログイン画面が表示されます。
初期状態では Admin/zabbix でログインできます。
初期状態でzabbix-server自体がホストとして登録されていますが、接続に失敗している状態になっています。
IPが127.0.0.1に設定されていますが、Dockerコンテナ内なのでDockerコンテナ内から接続可能なIPである必要があります。
sudo docker ps
などでコンテナ名を確認し、コンテナ名をドメインとして登録することで接続できます。(Dockerネットワーク内はコンテナ名でIPを引けるため)
zabbix-agentのインストールと起動
RPMはRedHat7ではなく6用のものを使う必要があります。
7用のものを使うとsystemdが必要と言われてエラーになります。
インストールしてすぐに起動するとバインドアドレスが0.0.0.0/0になっているので油断しますが、設定ファイル(/etc/zabbix/zabbix_agentd.conf)を編集しないとローカルホスト以外からのアクセスはできないので注意が必要です。
sudo rpm -ivh http://repo.zabbix.com/zabbix/3.2/rhel/6/x86_64/zabbix-release-3.2-1.el6.noarch.rpm
sudo yum install zabbix-agent
# Server=127.0.0.1 の部分をZabbixサーバーのIPに変更する
sudo vim /etc/zabbix/zabbix_agentd.conf
sudo service zabbix-agent start
セキュリティグループ
下記のポートを開けるのを忘れないこと。
サーバー: 10051
エージェント: 10050