はじめに
「今回のタイムリープでは上手く貢献できた…!」
の設定でやらせてもらってますdevmatsukoと申します。
2021年にWebエンジニアにキャリアチェンジして、ちょうど3社目の最初の1ヶ月が過ぎました。
今までの転職の中で一番良いスタートを切れた感覚があるので、前職でできずに後悔したこと、今回の入社1ヶ月でやって良かったことをまとめてみました!
who am i
- 2021年よりWebエンジニアのキャリアスタート
- Webエンジニアになってから3社経験(自社開発企業)
- チームでプロダクト開発(機能開発、バグ修正、技術的負債の解消、パフォーマンス調整)を行うのが主な業務
- バックエンド、フロントエンド、インフラを広く浅く経験。得意な技術はあんまりない
結論
- チャレンジは入社して早い段階から習慣づけよう
- チャレンジが遅くなると「今更感」という強敵に勝てなくなる
- 何をチャレンジしたらいいか分からない場合は前職のシゴデキ先輩を心に宿そう
環境構築
前職での失敗
詰まったところは自分で調べてこっそり解決した
今回の改善
詰まったところはチームメンバーに共有する。必要であればドキュメントも直す
入社初日と言えば環境構築。ここにもコントリビュートチャンスは転がっています💪
大抵の企業では環境構築の手順書が用意されているかと思いますが、参照する機会が限られているのでメンテが行き届いていないことが多いです。そのため手順通りに進めてもエラーが出ることはザラにあるかと思います。
問題はこのエラーを自分一人で解決して何事もなかったかのように進めてしまうと、今後入社する社員も同じエラーで詰まってしまいます。
前職はまさにこれをしてしまい、案の定後に入社した社員も同じところで詰まり、
ワイ「(やべ)あ、これそういえば自分も引っかかったので、これ実行したら直りましたよ!」
と後付けでコメントしてお茶を濁しました🍵
環境構築で詰まったところを共有する、ドキュメントなどで残しておくだけでも、今後入社する社員の役に立つはずなので最初のアクションとしてオススメです!👍
分からないこと
前職での失敗
いつかやる時になったら聞こう、と思い先送り
今回の改善
さっさと聞く
前職では機能開発だけでなく、カスタマーサクセス(以下、CS)からのエスカレーション対応、サーバー監視対応、プロダクトのデプロイ作業などの業務がありました。
自分もいずれは上記の業務に携わることになるとは分かっていましたが、具体的な業務内容については実際にやる時になったら聞こう、くらいの気持ちで静観しつつ先輩に全て任せて時を待っていました。
しかし、聞くタイミングが後になればなるほど聞きづらくなります。
「え、(まだそんなことも)知らなかったの?」みたいな空気になります。
自分より入社月が遅い社員は知っているのに、自分は知らないみたいなものが出てくるとますます聞きにくくなります。この状態はかなり辛いです。前職がまさにそうでした。
そんな前回の苦い経験を噛み締めながらの今回、CSからのエスカレーション問い合わせが自分のチームに来たので、対応方法について真っ先に質問してみました。
その結果、チーム内でもメンバーごとに対応フローの認識がバラバラだったので、再度チームで確認し、ドキュメントに明文化する運びになりました。
入社して分からないことを真っ先に聞くことで自分の気持ちも楽になりますし、チームにも貢献できる可能性があるので積極的に質問していきましょう!
タスクの取り方
前職での失敗
できなさそうなタスクは先輩に任せて、できそうなタスクを取っていく
今回の改善
できなさそうなタスクもチャレンジと捉えて取っていく
さすがに1発目のタスクはお試しで簡単なものをやってみて開発業務にまずは慣れる、でOKだと思います。
問題はその後もずっと簡単なタスクばかりやっていないか?ということです。
前職ではまさに自分にできそうなタスク(簡単なタスク)ばかりを取っていて、難しめのタスクは先輩から指示があるまで取らないようにしていました。
これを続けていると↓のようになってしまいます。
- 簡単なタスクがなくなった時に困る
- いざ難しいタスクに取り組むことになったとしても時間がかかる
- 一向に成長しない
そして難しいタスクの着手タイミングが遅ければ遅いほど前述の通り先輩に質問しづらくなってしまいます(今更感)
何より難しいタスクについてはやらないことには一生できないままです。
今回は、難しいタスクに早い段階から挑戦し、先輩のサポートも受けながら完遂することができました。
もちろん先輩の貴重な時間を割いてもらった、という事実はありますが、その分プロダクトの理解は格段に進みましたし、その後の開発もスムーズに進めることができるようになりました!
新入社員はとにかくキャッチアップを加速させるためにできることをやっていきましょう!
どんどんチャレンジすることが、後にチームへの貢献に繋がるはずなので👍
作業の報告
前職での失敗
完了したら報告する、詰まったら質問する、それ以外は作業に集中する
今回の改善
分報チャンネルでWorking Out Loudを実践し、作業をどんどん可視化していく
前職の開発業務でとある機能のPRを出してみたが、実装方針が先輩のイメージとは全く異なっていて最初からやり直し!となったことがありました。
実はこれ、「完了したら報告する、詰まったら質問する」だけだと防げないんです。
上記の例は方角が間違っていただけで自分の中では詰まらずに順調に進んでいる、となっているので何も疑うことなくゴミPRが出来上がるわけです。
これを防ぐために今回はWorking Out Loudを実践してみました。
簡単に言うと自分が今やっていること、考えていること、悩んでいること、分からないこと、次にやろうとしていること... などの行動や思考を他人が見える場所にさらけ出す(大声で作業する)ということです。
これを行うと、早い段階で他メンバーからのフィードバックを得られるというメリットがあります。
ワイ「まずはこれを実装してみる」
先輩「ここのコードが参考になりますよ!」
ワイ「ここって他のところではこういう実装になっているけど、これでええんやろか?」
先輩「そこは昔〇〇という問題があって一時的にそうなっているだけなので、一旦無視してください!」
ワイ「もしかしてこれを実装するためには、このコードもいじらないといけない?影響範囲が広がりそう?」
先輩「これは完全に考慮漏れなので一回チームで確認しましょう!ありがとうございます!」
などなど予期せぬコラボレーションにより作業が正しい方向へスムーズに進みます!
もちろん先輩からツッコミがこない場合もたくさんありますが、作業の可視化は後に類似作業を行う際の参考になります。先輩から見ても私が何をしているのかがすぐ分かるので安心(?)して放っておけます。(軌道修正しやすいし)
個人的にはこれが一番実践してみて良かったと感じました。
終わりに
転職先の会社は無能だった私のことを知らないので、生まれ変われるチャンスです。
生まれ変わるためには最初の1ヶ月の行動が命です!後になればなるほどどうしても今更感が出てしまい、チャレンジすることに億劫になってしまいます。
今回実践した改善点は、実は前職のシゴデキメンバーの行動を自分なりに分析したものになります。しかもこの方は自分よりも入社月が遅いにもかかわらず、すぐに自分を追い抜く活躍をされていました。(私との元々のスキル差はそんなにないのに)
そんなシゴデキメンバーを心に宿して今回色々チャレンジをしてみましたが、やって良かったと心の底から思います。何よりそんな私のチャレンジを支えてくれた今の会社のメンバーには本当に感謝しています!
会社全体として見ると私の活躍は本当に微々たるものに過ぎませんが、大切なのは今までの自分と比べて成長を感じることです。
まだまだ改善の余地はありますが良きエンジニアライフを過ごすためにも、今後も様々なチャレンジを惜しまず成長に繋げられたらと思います!
読んでいただきありがとうございました!