はじめに
GitHubの資格試験の入り口、GitHub Foundationsに合格しました!
天下のMicrosoft様が用意した公式教材を使って実践形式で学ぶことができるので、楽しく勉強ができるオススメの資格です!(試験が英語という難点はありますが...)
日本語での情報が少なかったので、自分の合格までの勉強過程と、試験当日の失敗談を共有できればと思います。
合格ラインは75%という情報が巷で流れていますが、自分は67%でも合格できたので、受験日によって変動している可能性があります!
目次
GitHub Foundatoinsとは
2024年1月に、これまでMicrosoftとそのパートナー企業の従業員しか受験できなかったGitHub Certificationがら一般公開され、誰でも受験可能になりました。
その入り口となるのが、今回受験したGitHub Foundationsになります。
その他にも、Actions / Admin / Advanced Securityといった、より高度な試験も存在しているようです。
試験はオンラインで自宅から受験可能で、PSIという、就活でお世話になりそうな名前をしているプラットフォーム上で受験することになります。
毎週末試験日があり、かつ受験費用も定価のUSD99から、驚愕のUSD49.5に割り引かれていました!(多分ずっと...)
学習方法
エンジニア1年目の自分の場合は、一通り提供されている公式教材をやったのと、Udemyで見つけた模擬試験を解いて試験に臨みました。
特に公式教材は、広くGitHubの機能を学ぶことができ、新米エンジニアにとっては「そんな機能あるんだ!」の連続でとても勉強になりました。
教材内でAzureのVMが立ち上がって、環境構築をしないでもGitコマンドの練習ができたり、GitHub Actionsが用意されたリポジトリをフォークして作業することで、擬似的にプルリクを承認してもらう経験ができたりと、一人ではできないはずの学びがあったのはよかったです。
受験当日
必要なもの
- パスポート(政府が発行した、英字で氏名が書かれた身分証ならOK)
- PSI Bridge Secure Browser(テスト受験用のアプリ)
受験の流れ
以下の記事が詳しい。
たまたま手元にあった船舶免許で身分証明を乗り越えられるというすごい方...
注意点
- 試験開始時刻から15分経っても受験を始めていない場合、自動的に失格となり受験料も返ってこない
- 英字で氏名の書かれた身分証明証が必須(実質パスポートのみ)
- Webカメラの可動域が狭いと、デスク全体を映すことができずに詰む(自分はこれで一度やり直した)
自分の試験結果
67%の正答率で合格になりました!
エンタープライズプランや、セキュリティ関連の問題が分からなすぎたので、合格できたのが正直信じられないです。
ggると75%が合格ラインという結果が出てきますが、出典をよく読むと、Rishabさんという方が75%で合格したというだけのことらしい...
本当の合格点はおそらく70%前後ではないかとRedditで議論されていました。
まとめ
普段は、モノづくりをしながら必要になったタイミングで適宜知識を吸収していくという学習スタイルをとってきていたので、このように資格に向けて勉強するという経験は新鮮でした。
いざやってみると、普段の自分のスタイルだと知り得ないような知識も含めて、網羅的にインプットすることができました。
実践ベースの学習と、資格ベースの学習とをバランスよく進める必要がありそうだということにようやく気づけたので、次はAzureの試験をぼちぼち受験してみようと思います!
お疲れ様でした!
参考文献
2024年1月からGitHub Certificationsが一般公開されるという発表
公式の学習パス
公式の出題範囲一覧
Udemyの模擬試験(Udemy Business加入済みの場合無料で利用可能)
受験するきっかけになった記事
PSIの受験体験記をより詳細に記述してくださっているQiita記事