はじめに
Microsoft Azure DevOpsを活用してアジャイル開発を行う際、スムーズで効率的なプロジェクト進行を実現するための初期設定を紹介します。
本記事が、みなさんの参考になれば幸いです!
1. 新規プロジェクトを作成
Azure DevOps にアクセスし、新規プロジェクトを作成します。
2. Backlogsの設定
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Boards -> Backlogs に移動し、右上の歯車アイコンをクリック。
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プロジェクトの開発スタイルに合わせて以下の設定を検討。
3. イテレーションの設定
4. リポジトリの設定
- Repos -> Files に移動し、プロジェクトフォルダを登録。
「Push an existing repository from command line」を選択しましょう。
Azure DevOpsが自動作成したリモートレポジトリを使用すると、User StoryとGitコミットが連携し、進捗管理がしやすいです!
SSHでリポジトリを接続する場合
- ローカルで公開鍵を作成:
ssh-keygen -t rsa -b 2048 -o -a 100
- 公開鍵を取得:
cat ~/.ssh/id_rsa.pub
- 取得した公開鍵(ssh-rsa から始まる)をAzure DevOpsのSSH public keysに追加。
参考:
5. プロジェクトフォルダの作成とGitリモート設定
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ローカルにプロジェクトフォルダを作成(Flutterプロジェクトの例):
flutter create fourth_place
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ローカルレポジトリを作成:
git init
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Azure DevOpsのリポジトリをリモートとして追加(コマンドはRepos -> Filesに記載):
git remote add origin git@ssh.dev.azure.com:v3/{アカウント名}/FourthPlace/FourthPlace
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コミットをプッシュ:
git push -u origin --all
Azure Devopsが自動作成したリモートレポジトリを使用するメリット:
ブランチを切って、コミットのメッセージを#{UserstoryのID}としてpushする。
プルリクエストも簡単で、Repos -> Filesに移動して以下のCreate a pull requestをクリック
この画面でAzure Devops上でプルリクエストの承認までできます!!(※Userstoryは自動で紐づきます!)
まとめ
いかがでしたでしょうか。
Microsoft Azure DevOpsを使うことで、
- アジャイル開発のプロジェクトがすぐに始められる!
- Azure DevOps上だけでプルリクエストの承認まで行える!
- User StoryとGitコミットが自動連携できるので、変更がトレースしやすい!
以上の初期設定を適切に行うことで、よりスムーズに開発を進められるので、ぜひ活用してください!
気になる点や質問があれば、ぜひコメントで教えてください!