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LaravelとLaradockを使ったチームでの開発環境を用意する vol.2 ~Laravelインストール編~

Last updated at Posted at 2018-04-26

LaravelとLaradockを使ったチームでの開発環境を用意する vol.2

~Laravelインストール編~

こんにちは、Dev.Satsukiです。

この記事は前回の続きですので、まだ見ていない方はまず前回記事を確認してくださいね
LaravelとLaradockを使ったチームでの開発環境を用意する vol.1 ~Laradock設定編~

前回記事が文章多すぎて自分で読み返して辛かったので、今回はシンプルに要点だけまとめるようにします。
ちょっとは読みやすくなるといいなぁ…

前回やったこと

  • プロジェクト用のディレクトリ作成
  • Laradock設定ファイル作成
  • ローカル環境を設定するためのshell script作成
  • ローカル開発環境用のDocker起動 停止

今回やること

  • Laradockでよく使うコマンドの確認
  • Laravelのをインストール
  • Laravelの設定
  • 各ローカルサーバーへのアクセス
  • laravel設定ファイルの配布準備

Docker操作に使うコマンド

//これらのコマンドはlaradockのインストールされているディレクトリで使います
// 起動 (nginx等は使いたい環境ごとに変更してください)
docker-compose up -d nginx postgres workspace redis

// 停止
docker-compose stop

// サーバーへの接続
docekr-compose exec image_name bash

Laravelのインストール

// workspaceにアクセス
docker-compose exec workspace bash
// ディレクトリを確認
ls

lsコマンドの結果がカラならOKです
ここはローカルPCのyour_laravel_projectの中身と同期しているはずです

もしここでファイルがすでに存在するようなら、.envファイルの以下の項目を見直してください

APP_CODE_PATH_HOST= 

// workspaceマシン内で
composer create-project --prefer-dist laravel/laravel ./

補足:workspaceについて

Laradockでは、Laravelのインストール・操作用のマシンがworkspaceとして用意されています。
php artisanやcomposerのコマンドを使う場合はworkspace上で行いましょう。

Laravelの設定

Laravel側の.envファイルを編集します。
デフォルトの.envファイル内のDB_HOST等を書き換えます

DB_HOSTの値などは、docker-compose.ymlのvolumesの値を設定します

volumes:
  mysql:
    driver: ${VOLUMES_DRIVER}
  percona:
    driver: ${VOLUMES_DRIVER}
  mssql:
    driver: ${VOLUMES_DRIVER}
  postgres:
    driver: ${VOLUMES_DRIVER}
  memcached:
    driver: ${VOLUMES_DRIVER}
  redis:
    driver: ${VOLUMES_DRIVER}
  neo4j:
    driver: ${VOLUMES_DRIVER}
  mariadb:
    driver: ${VOLUMES_DRIVER}
  mongo:
    driver: ${VOLUMES_DRIVER}
  minio:
    driver: ${VOLUMES_DRIVER}
  rethinkdb:
    driver: ${VOLUMES_DRIVER}
  phpmyadmin:
    driver: ${VOLUMES_DRIVER}
  adminer:
    driver: ${VOLUMES_DRIVER}
  aerospike:
    driver: ${VOLUMES_DRIVER}
  caddy:
    driver: ${VOLUMES_DRIVER}
  elasticsearch:
    driver: ${VOLUMES_DRIVER}

DB_PASSWORDなどは、Laradockディレクトリの.envに記載されている内容を設定します。

### MYSQL #################################################

MYSQL_VERSION=latest
MYSQL_DATABASE=default
MYSQL_USER=default
MYSQL_PASSWORD=secret
MYSQL_PORT=3306
MYSQL_ROOT_PASSWORD=root
MYSQL_ENTRYPOINT_INITDB=./mysql/docker-entrypoint-initdb.d

設定が完了したら、次のステップに移ります。
正しく動作しているかなどは、migrateが上手く走るかどうかなどで確認してください。

php artisan migrate

各ローカルサーバーへのアクセス

では、起動した各サーバーにアクセスしてみます

// target_serverを適宜変更してください
docker-compose exec target_server bash

たとえば、postgresサーバーにアクセスする場合は以下のようになります

// target_serverを適宜変更してください
docker-compose exec postgres bash

Laravel設定ファイルの配布準備

前回使った.shディレクトリにLaravelの.envを設置して、チームメンバーが簡単に設定を完了できるようにします。
.laravel-envファイルを以下の場所に作成します。

your-project/.sh/conf/.laravel-env

続いて、前回作成したsetup.shを更新します。

SCRIPT_DIR=$(cd $(dirname $0); pwd)

cd $SCRIPT_DIR

cp -f conf/.laradock-env ../laradock-your_project/.env
cp -f conf/.**laravel**-env ../your_laravel_project/.env

最終的には.shディレクトリはこんな感じになります

ココまでで今回の作業は終わりです。おつかれさまでした。

まとめ ココまででやったこと

  • プロジェクト用のディレクトリ作成
  • Laradock設定ファイル作成
  • ローカル環境を設定するためのshell script作成
  • ローカル開発環境用のDocker起動 停止
  • Laradockでよく使うコマンドの確認
  • Laravelのをインストール
  • Laravelの設定
  • 各ローカルサーバーへのアクセス
  • laravel設定ファイルの配布準備

ここまでくれば、自分のPCにはLaradockの開発環境がすでに存在しているハズです。

次回記事はチームメンバーがローカル環境をセットアップする場合の手順についてです。

デベロ葉サツキ (@dev_satsuki) | Twitter

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