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Mozcでかなキーと英数キーが気に入らない動きをする場合のメモ

Last updated at Posted at 2016-02-06

Chromebook向けディストリビューションであるGalliumOSを導入しました。

前評判に違わぬ軽快なOSです。Chromebookを持っている人はUSBメモリに導入して遊んでみると楽しいと思います。C720でSSDを増設している場合はデュアルブートしても良いかも。

しかし、英数キーとかなキーが気に入らない動作をしたので、それを修正したときのメモです。

前提環境

  • マシン:Acer Chromebook C720(日本語キーボート)
  • OS:GaliiumOS≒Ubuntu 15.04
$ cat /etc/lsb-release 
DISTRIB_ID=Ubuntu
DISTRIB_RELEASE=15.04
DISTRIB_CODENAME=vivid
DISTRIB_DESCRIPTION="Ubuntu 15.04"

日本語入力はFcitx+Mozcで構築しています。

何が気に入らなかったのか

  • 「英数」キーを押したら、「全角カナ→半角カナ→全角かな」と切り替わり、ちっとも英数として振る舞ってくれない。
  • 「かな」を押しても何もしてくれない

キーコードを確認してみた

xevコマンドで調べます。

  • 「英数」キー:102(Muhenkan)
  • 「かな」キー:100(Henkan_Mode)

「英数」キーだと思って一生懸命押していたのは「無変換」キーで、「かな」キーだと思って一生懸命押していたのは「変換」キーだった模様。

変えた設定

Mozcの設定画面を開きます。開き方はいろいろあると思いますが、わかりやすいのは、スタートメニュー(らしきもの)からSettings-Mozc Setup。

KeyMapの設定でCustomizeボタンを押します。Mozc Keymap Editorが開くので、Keyのヘッダ部をクリックしてソートして、MuhenkanキーとHenkanキーの動作を修正します。

  • Preconposition-Muhenkan⇒Deactive IME
  • DirectInput-Henkan⇒Activate IME
  • Preconposition-Henkan⇒Activate IME

設定変更後の動き

「英数」キーを押せば、英数の入力になり、「かな」キーを押せば、日本語(全角かな)で入力することができました。望み通り。

これに限らず、Mozcが関わる範囲(入力、変換)で、キーマップを見直したい場合は、ここを修正すれば良さそうです。OSレベルでキーマップを変えるのはちょっと面倒くさそうだし。

ただし、ファンクションキーをいろんな機能に割り当てるのは、言うまでもなく、Mozcの設定をどうこうしたところでなんともならないので、そこはご注意を。

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