LoginSignup
8
9

More than 5 years have passed since last update.

Mozcでかなキーと英数キーが気に入らない動きをする場合のメモ

Last updated at Posted at 2016-02-06

Chromebook向けディストリビューションであるGalliumOSを導入しました。

前評判に違わぬ軽快なOSです。Chromebookを持っている人はUSBメモリに導入して遊んでみると楽しいと思います。C720でSSDを増設している場合はデュアルブートしても良いかも。

しかし、英数キーとかなキーが気に入らない動作をしたので、それを修正したときのメモです。

前提環境

  • マシン:Acer Chromebook C720(日本語キーボート)
  • OS:GaliiumOS≒Ubuntu 15.04
$ cat /etc/lsb-release 
DISTRIB_ID=Ubuntu
DISTRIB_RELEASE=15.04
DISTRIB_CODENAME=vivid
DISTRIB_DESCRIPTION="Ubuntu 15.04"

日本語入力はFcitx+Mozcで構築しています。

何が気に入らなかったのか

  • 「英数」キーを押したら、「全角カナ→半角カナ→全角かな」と切り替わり、ちっとも英数として振る舞ってくれない。
  • 「かな」を押しても何もしてくれない

キーコードを確認してみた

xevコマンドで調べます。

  • 「英数」キー:102(Muhenkan)
  • 「かな」キー:100(Henkan_Mode)

「英数」キーだと思って一生懸命押していたのは「無変換」キーで、「かな」キーだと思って一生懸命押していたのは「変換」キーだった模様。

変えた設定

Mozcの設定画面を開きます。開き方はいろいろあると思いますが、わかりやすいのは、スタートメニュー(らしきもの)からSettings-Mozc Setup。

KeyMapの設定でCustomizeボタンを押します。Mozc Keymap Editorが開くので、Keyのヘッダ部をクリックしてソートして、MuhenkanキーとHenkanキーの動作を修正します。

  • Preconposition-Muhenkan⇒Deactive IME
  • DirectInput-Henkan⇒Activate IME
  • Preconposition-Henkan⇒Activate IME

設定変更後の動き

「英数」キーを押せば、英数の入力になり、「かな」キーを押せば、日本語(全角かな)で入力することができました。望み通り。

これに限らず、Mozcが関わる範囲(入力、変換)で、キーマップを見直したい場合は、ここを修正すれば良さそうです。OSレベルでキーマップを変えるのはちょっと面倒くさそうだし。

ただし、ファンクションキーをいろんな機能に割り当てるのは、言うまでもなく、Mozcの設定をどうこうしたところでなんともならないので、そこはご注意を。

8
9
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
8
9