前回立てたZabbix の監視の設定をやります。
公式の動画を見ながらやった内容を書くだけになりました。
概要
Zabbix でCPU 負荷を監視する
内容
手順は、
- Host を作成
- Item=監視項目の設定
- Trigger の設定
- グラフの出力
という感じです。
Host の作成
まずは最初の画面から。左ペインのConfiguration を選択し、その中にあるHosts をクリック。
次の画面の右上にあるCreate Host をクリックして新規作成します。
作成画面ですが、入力するのはHost Name とHost Group、Interface です。Host は監視対象のことですね。
公式の動画によれば、Host は少なくとも一つのHost Group に属する必要があるとのこと。複数のグループに属することも可能。
またこのホスト名というのはOS の名前とは無関係です。Zabbix 上に好きな名前でよいです。
グループ名については新規作成するか、既存のグループがあれば選択できます。
Interface はZabbix サーバーにつながっているインターフェイスのIP アドレスを入れておけばよいでしょう。今回は同じサーバーが監視サーバーとエージェントを兼務するのでループバックアドレスです。
入力したらAdd をクリックします。監視対象であるHost が新規に作成されました。
ここで、Host は監視対象のサーバーですが、Host の中にItem と、Trigger という要素があります。
- Item: 監視項目=何を監視するか。今回は、CPU 使用量を監視します。
- Trigger: アラートのトリガー。
Item の設定
先ほどの画像でtest Linux のItem をクリックすることで追加できます。Items 画面の右上にCreate Item があるのでクリック。CPU 使用量のItem を作ります。
Zabbix は非常によくできていて、監視項目はKey から選ぶだけでいいようです。難しいことをするなら有料のプランでよろしくって動画では言ってました。他のサイトを見るに、それは必要ないほどの種類がKey として用意されているみたいです。実務で使ったことないからわからん
CPU 使用量はsystem.cpu.load です。
[] のなかに詳細情報が入っているようですが今回は無視します(公式動画の英語がわからんかった)。特にCPU に関する指定がなければ中身をデリートしておくといいみたいです。
他は既定の値でAdd をクリックします。
Trigger の設定
今作ったItem をクリックしたのち、画面上部のTrigger タブをクリックします。
右上にCreate Trigger があるのでクリック。
トリガーの条件はExpression で設定します。これまたZabbix が用意してくれているもので十分幅広く対応できそうです。
上記の設定で、「1分間CPU の使用量が越えたら通知」ということになります。でもResult の1 って単位なんなんや・・・よくわからんままInsert した
他に設定する項目としては、Severity で通知時のカテゴリを決めておけます。今はWarning にしました。
ここまででHost 画面はこんな感じ。
左ペインのMonitoring でHost を選んだらこんな感じ。
負荷試験
負荷をかけたければyes コマンドをバックグラウンドで流しまくるようです。https://qiita.com/keita0322/items/8fba88debe66fa8d2b39
6 つくらいのプロセスを作ったところでProblem が上がってきました。
このHost をクリックすると、Monitoring のProblem をクリックしたページに飛びます。
こんな風に見えるんですなー。
もちろんDashboard で問題児が提示されます。なるほどなるほど。
公式の動画をなぞっただけですが今回はここまで。
お疲れさまでした。