1
0

【VSCode+WSLからの移行者向け】RubyMineとWSLを接続、Remote Interpreterとして使ってみる

Last updated at Posted at 2024-02-21

RubyMineの設定のついでに書き残しておきます。筆者の実行環境は以下の通りです。

1. 動機

筆者は最初VSCodeでRubyを書いていたんですが、最近Rubyの一番標準的な拡張機能が非推奨化して、Shopify社製のRubyLSPを使うようにと公式から勧告がありました。しかし、その安定性の低さに発狂し学生特権を行使して無料でRubyMineに移行しました。(Rubyのエディタ周りって想像以上に貧弱…)

VScodeはMS謹製ということもあってWSLとの併用が手厚くサポートされていますが、RubyMineにはちゃんとした設定が必要です。ということでやっていきます。

2. 必要ツールのインストール

2.1 初めての人向け

Rubyが完全に初めてという方がいるかもしれないので、一応各々のツールのインストール方法を示しておきます。
最初にwslとubuntuはWSL を使用して Windows に Linux をインストールする方法WSL 開発環境を設定するためのベスト プラクティスを参考にしてください。日本語なので行けるはずです。

※(任意)最近のパソコンにはwindows terminalが標準でついてきているはずですが、インストールされてないという人はmicrosoft storeでインストールしてください。

次にRbenvは、コマンドラインに

curl -fsSL https://github.com/rbenv/rbenv-installer/raw/HEAD/bin/rbenv-installer | bash

と打つとインストールが始まるのでしばらく待ってから

echo 'eval "$(~/.rbenv/bin/rbenv init - bash)"' >> ~/.bashrc

でパスを通して終わりです。source ~/.bashrcで変更を読み込んだら、rbnenv install 3.2.3でRuby3.2.3をインストール、rbenv global 3.2.3で既定のバージョンに設定しておきます。
ここまでの操作が正常に完了していたら、ruby -vruby 3.2.3 [~~~]みたいなのが出力されます。

2.2 RubyMineのインストール

普通にexeファイルを落としてインストールするか、toolboxというJetBrainsアプリを管理する…名前の通り道具箱経由でインストールします。有料(年契約37,570円)ですが、認定教育機関(高校、専門、大学)の生徒・学生もしくは教員なら全製品ただで使えます。僕は高専生ですがいけました。JetBrainsに一生ついていきます。

3. RubyInterpreterの指定

RubyMineを起動すると画像のような画面が表示されるかと思います。
image.png
ウィンドウ左の「カスタマイズ」から「すべての設定」を選択すると設定ウィザードが出現します。
image.png
これまたウィンドウ左の「言語 & フレームワーク」から「Ruby SDK および Gem」を選択、
image.png
画像の通り「追加」を選択し、一番下に表示される「リモートインタプリターまたはバージョンマネージャー」を選択し、出現するウィンドウ上側のラジオボタンからWSLを選択します。
このとき、linux distroはUbuntuに…なっているはず、多分。なってなかったら言ってください。

下の欄、interpreterのpathには/home/[ユーザー名]/.rbenv/bin/rbenvを指定してください。
設定ができたら、右下の「適用」を選択してください。以上です。

4. 終わりに

enjoy programing!

1
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
1
0