目次
準備
- selenium
Chrome(通常版)- Chrome Canary
- Chrome driver
<追記>
Chrome(通常版)でもできますが,プログラムミスで簡単にChromeが起動しなくなるので,普段使いする人はCanaryを使うことをおすすめします。Chromeが起動しなくなった場合の対処法は最後に載せておきます。
selenium
pipでもcondaでもインストール可能です。
>> pip install selenium
>> conda install selenium
Chromedriver
pipまたはcondaで導入すれば,pythonパッケージと同様にバージョン管理ができるほか,import chromedriver_binary
でパスを通すことができるのでおすすめです。別の方法としては,brewでインストールすることもできます。
>> pip install chromedriver-binary
>> conda install python-chromedriver-binary
>> brew install chromedriver
コード例
Google検索画面のHTMLを取得し表示します。Chromedriverはpipまたはcondaでインストールしていることを想定しています。
from selenium import webdriver
from selenium.webdriver.chrome.options import Options
import chromedriver_binary
# ブラウザーを起動
options = Options()
options.binary_location = '/Applications/Google Chrome Canary.app/Contents/MacOS/Google Chrome Canary'
options.add_argument('--headless')
driver = webdriver.Chrome(options=options)
# Google検索画面にアクセス
driver.get('https://www.google.co.jp/')
# htmlを取得・表示
html = driver.page_source
print(html)
# ブラウザーを終了
driver.quit()
Chromeオプション
headless
以外にもChromeオプションはいろいろあるので,その中から私がよく使うものを紹介します。
-
headless
:ヘッドレス指定 -
hide-scrollbars
:スクロールバーを隠す -
incognito
:シークレットモード。拡張機能がオフになったり,履歴が残らなくなる。 -
window-size
:ウィンドウサイズ指定
Chromeが開かなくなったときの対処法
一応,私が試した対処法を載せておきます。
PC再起動以外は,治ったり治んなかったりでした。
- 起動しているChromeのタスクをすべて消去
- 'headless'オプションを外してプログラム実行
- PC再起動