LoginSignup
4
1

【iterm2】矢印キーをよく使う人向けショートカット設定

Posted at

概要

MacのターミナルエミュレータであるiTerm2のキーボードショートカット設定についてお話しします。
iTerm2を利用している皆さんにとって、日々の開発作業をよりスムーズに、効率的に行えるようになるかと思います。
それでは、具体的な設定方法を見ていきます。

ショートカットの設定方法

まず、iTerm2を開き、メニューバーから設定をクリックして設定ダイアログを開きます。次に、「Profiles」>「Keys」>「Key Mappings」の順にタブをクリックして進みます。

ここには、すでに設定されているキーマッピングの一覧が表示されます。「+」ボタンをクリックして新しいキーマッピングを追加するか、既存のキーマッピングをダブルクリックして編集します。

たとえば、「単語の先頭に移動」(⌥``←)のコマンドを設定する場合は、Send Escape Sequenceアクションを選択し、エスケープシーケンスとしてEsc+b(Esc+の箇所にb)を入力します。ここでEsc+という記述は、特定のエスケープシーケンスを送信することを指すみたいです。
※エスケープシーケンスとは、特殊な操作を実行するための一連のキャラクターのことで、通常はエスケープキャラクター('Esc')で始まります。

また、エスケープシーケンスの他に、ヘックスコード(16進数)を送信するショートカットを設定することも可能です。これには、Send Hex Codesアクションを選択します。

ショートカット一覧

以下に、僕が設定している一部のショートカットの設定例を挙げます。
このリストを参考に、自分がよく使うコマンドに対してショートカットを設定してみてください。

  • ⌥ + ← : 単語の先頭に移動 - エスケープシーケンス b を送信
  • ⌥ + → : 単語の終わりに移動 - エスケープシーケンス f を送信
  • ⌘ + ← : 行の先頭に移動 - ヘックスコード 0x01 を送信
  • ⌘ + → : 行の終わりに移動 - ヘックスコード 0x05 を送信
  • ⌥ + ⌫ : 単語の先頭まで削除 - ヘックスコード 0x17 を送信
  • ⌘ + ⌫ : 行全体を削除 - ヘックスコード 0x15 を送信

注意点

ヘックスコードを入力する際には、16進数の表記法を使用します。
そのため、入力する数字や文字は0-9またはA-Fの範囲であることを確認してください。

まとめ

この記事では、iTerm2のキーボードショートカットの設定方法について解説しました。
自分はずっとVScodeのターミナルを使っており、VScodeではこの矢印での移動ができたのですが、iterm2でできなくてずっと悩んでいたのですが、今回その方法を発見してかなり快適なりました!

この記事が皆さんの一助となれば幸いです。それでは、Happy Coding!

4
1
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
4
1