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PL-900 Power Platform Fundamentals 受験記

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Power Platform Fundamentalsとは

試験の概要について公式サイトに以下の記載があります。

この試験の受験者は、Power Platform の機能を理解し、Power Automate で基本的なビジネス プロセスを自動化し、Power BI で基本的なデータ分析を実行し、シンプルな Power App を作成することでより効果的に行動し、Power Virtual Agents を使用して強力なチャット ボットを作成することで、生産性の向上を目指します。

引用元
つまり、Power Platform FundamentalsはMicrosoft Power Platformの初級者向け資格です。

PL-900の試験範囲

Power Platform のビジネス価値について説明する (15-20%)
Power Platform のコア コンポーネントを特定する (15-20%)
Power BI の機能を実証する (15-20%)
Power App の機能について説明する (15-20%)
Power Automate の機能を実証する (15-20%)
Power Virtual Agents のビジネス価値を実証する (10-15%)

引用元

受験してみた印象としてはPowerApps関連の問題が多かったように感じました。
これから受験する方は特にPowerAppsに注力すると合格しやすいかもしれません。

PL-900の受験料

普通に受験すると12500円掛かるのですが、無料で受験する方法もあります。
それは「Microsoft Power Platform Virtual Training Day: Fundamentals」という定期的に開催されているイベントに参加するだけ。
このイベントに参加することでPowerPlatformの勉強も出来るし、無料受験も出来ちゃいます!
まさに一石二鳥のイベントなのでPL-900の受験を考えている方は是非参加してみてください。

試験対策

書籍や有償のオンライン教材等もありますが、Microsoftが提供している無償の教材やウェビナーでも十分対策することが出来ますのでご紹介します。

  • Microsoft Learn
    • Microsoft が提供する無料のオンライントレーニングプラットフォームです。こちらの「Microsoft Power Platform の基本」を一通り実施しました。
  • ウェビナー | Microsoft Power Platform Fundamentals 試験対策
    • こちらは約4時間のオンデマンドセミナーです。要所要所で実際に出題される問題に近しい傾向の模擬問題を出してくれるため非常に役立ちました。

ここは押さえておきたい

各製品ごとにどんな学習が試験に役立ったのかを記載していきます。

  • PowerApps

    • おおまかなコンポーネントの種類や使い方とアプリ発行までの手順
    • コネクタを利用したアプリケーションの作成の方法
    • モデル駆動型アプリの作成方法
    • ビジネスプロセスフローやポータルサイトについて
    • 管理センターで行えるアプリケーションの設定内容
    • 最新版のアプリで不具合が発生した場合に前のバージョンへ戻す方法
  • Power Automate

    • 自動フローの作成と、発行やフローの共有までの手順とフロー作成方法
    • カスタムコネクタについても作成方法
    • 標準コネクタ、カスタムコネクタ、認証コネクタの違い
  • Power Virtual Agents

    • チャットボットの作成方法から公開までの手順
    • チャットボットからPower Automateと連携を行う方法
  • Power BI

    • デスクトップ版とサービス版の差異
    • ダッシュボードとレポートでそれぞれの制約と出来ること
    • 受信登録の機能
    • どういったデータソースを指定できるか
  • その他(管理画面やセキュリティ等)

    • 自身が作成したフロー、アプリ、チャットボットの共有や公開の方法
    • Microsoft Dataverseがどの製品で使用されており、どの製品と連携が可能か(D365含む)
    • D365とPower Platformがどういう連携が行えるか
    • 想定のシナリオに対して、どの製品が有効か判断が行えること

注意点

試験対策のオンデマンドウェビナーではMicrosoft Dataverseではなく旧サービス名のCDSで説明されています。また、PL-900の問題もCDSではなくMicrosoft Dataverseで出題されるようになっているので混乱しないように気を付けましょう。

最後に

上記の対策を行い、無事に合格することが出来ました!
イベントに参加することで無料で受験出来ますし、仮に落ちてしまったとしても再度イベントに参加すれば無料で受験することができます。
そこまで気負わずにチャレンジ出来ますので少しでも興味がある方は是非チャレンジしてみてください!

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