Power Apps Express designとは
MicrosoftBuild2022で発表されたPowerAppsの新機能です。
この新機能本当凄いんです。
何が出来るの?
手書きのスケッチやPDFのフォーム画面、Figmaのデザインファイルなどを元に、AIがアプリケーションの画面作成を支援してくれます。
これ、本当凄いですよね。すぐに動くものを作ることが出来て開発スピードが上がりそうですね!
とても気になったので早速プレビュー版を試してみました!
実践
PowerAppsにプレビュー版のPower Apps Express designが追加されています。
Figmaからデータを読み込んでアプリを作る場合はメニューが異なるんですね。
今回は「画像(プレビュー)」を試してみます。
画像(プレビュー)を押下すると以下のようにアプリ化しやすい(?)画像のヒントが出てきます。
分かりやすくて良いですね。
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画像をアップロードする
自分のファイルをアップロードするか、サンプル画像を利用するか選択できるようになっています。
今回はお試しなのでサンプル画像を選択してみました。
選択した画像に依って形式(アプリレイアウト)の推奨が変わります。
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タグを追加してコンポーネントを紐づける
読み込んだ画像にタグが追加されコンポーネントと紐づけられています。
今回はサンプル画像ということもあり、綺麗に紐づけされていますがタグ付けされていない場合は、そのコンポーネントをマウスドラッグで囲ってあげるだけでタグ付け出来ちゃいます!直観的で良いですね~
サンプル画像で解析しやすいということもあるのでしょうが、ラジオボタン・チェックボックスもしっかりと認識されてタグ付けされています。良い感じですね。
タグ付けされたものはAIが自動でコンポーネントと紐づけてくれるのですが、想定と違った場合も簡単に変更できちゃいます。
例えば今回のケースですと下記の項目は日付として扱いたいですが、テキスト入力でタグ付けされています。変更してみましょう。
変更はとても簡単。
変更したコンポーネントをクリックして最適なデータ型を選択するだけです。
選べるコンポーネントの種類も豊富ですね。今回は「日付の選択」を選びます。
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データを設定する
タグとコンポーネントの紐づけが終わったので次はデータ設定をしていきます。
今回はお試しなのでDataverserは利用せずアプリを作成していきます。
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アプリの出来上がり
以下のようなキャンバスアプリが出来上がりました。とても簡単に出来上がってしまいましたね。
いや、本当凄すぎる!
最後に
Microsoft Buildで発表されて話題になっていたPower Apps Express designを早速試してみましたが思った以上に素晴らしい新機能だと感じました。
まだプレビュー版でこの完成度ですから、期待が膨らんでしまいますね!
今回はお試しということでサンプル画像で試してみましたが、今度は手書きスケッチとかで試してみようと思います!