2019年11月26日にPMI PMPを受験して無事に合格することが出来ました!
ここでは、PMP受験のために行った勉強と準備、利用した書籍やサイト、そしてかかった費用をまとめて見たいと思います
受験の経緯
- 6月頃からPMPの取得に興味をもち情報を調べて行きました。
- 2019年7月からテスト委託がピアソンに変更なったことで
それまで東京、大阪でしか受験できなかったPMP試験が福岡で受験可能になるとの情報を見つけ、一気にやる気になります。 - 2019年8月頃に『12月で試験内容変更するから』とのアナウンスが出たため、『12月までに!』が必達事項に
- その後2020年7月から試験内容変更の再アナウンスが出てましたが、『いま延期したら二度と受けないだろう』という思いも有り、『12月までの取得』の目標を維持しました
利用した教材
- Udemy 【前編】合格率90%以上! カリスマ伊熊講師の「PMP®資格取得対策講座」(第6版)
- Udemy 【後編】合格率90%以上! カリスマ伊熊講師の「PMP®資格取得対策講座」(第6版)
- 書籍 PMPパーフェクトマスター PMBOK第6版対応
- 書籍 PMP試験合格虎の巻 第6版対応
- 書籍 PMBOK 第6版
- WEB問題集 プチまな 基礎編
- WEB問題集 プチまな 合格編
- WEB模試 PMP-WBT 評言社 模擬試験
勉強期間と勉強方法について
勉強期間は、2019年7月~2019年11月の5ヶ月間
途中でちょっとサボった時期もあったので実質勉強したのは4ヶ月ぐらいだろうと思います。
今回はモチベーション維持のためにも、StudyPlusを利用して記録をつけてみました。
総勉強時間は約185時間、記録漏れもあるのでざっと200時間弱といったところだと思います。
35時間の受講 (7月~)
基本的には自習での受験を目指してましたが
PMP受験のためには、『35時間の公式なプロジェクトマネジメントの研修の受講』が必要です。
まずはこの条件を満たさなと受験資格すらないためこの受講を急ぎました。
利用したのは『Udemy』の講座です。
- Udemy 【前編】合格率90%以上! カリスマ伊熊講師の「PMP®資格取得対策講座」(第6版)
- Udemy 【後編】合格率90%以上! カリスマ伊熊講師の「PMP®資格取得対策講座」(第6版)
参考書としてAmazonnで検索して購入した
- PMPパーフェクトマスター PMBOK第6版対応
の著者が講義しているため一番親和性が高いだろうという点と、費用的な面で対面受講は難しいとの判断でした。
いろいろな会社がセミナーや講義、その他WEBラーニングでの受講も行っていますが、
UdemyをはじめとするWEBラーニング系が費用的には一番安く収まる方法の一つだと思います。
このUdemyの講義を2~1.5倍速で再生し、併せてテキストを読み込みながら勉強しました
練習問題(本)(7月)
Udemy講義を進めつつ、各章の終わりの練習問題を解きます。問題数は5問程度しかありません。
問題の絶対数が足りなぎるため、章が終わるごとに別の問題集で問題を解きます。
利用した問題集は
- PMP試験合格虎の巻 第6版対応
です。Amazonの評価は微妙ですが、問題数が確保できるだけでもありがたいのが本音です。
この2つのサイクルで、Udemy講座を完了させました。
しかしこの時点ではまだまだ不安しかありません、膨大な範囲に対して問題の絶対数とパターンがすくな過ぎます。
ここで問題集を探しますが、これがほんとにありません。
対面講義を受けることで独自テキストや問題集を購入できるところはあるんですが、
問題集だけ(しかも評判がいいもの)が本当に見つかりませんでした。
10の知識エリアの位置づけの把握 (7月末)
基本的な知識を頭にたたき込んだ後は、応用のための情報の整理が必要です。
しかし、ここで
- 49のプロセス
- 10の知識エリア
- 5つのプロセス群
がうまく紐付いて記憶に定着せず、簡単な問題以外に自信をもって回答が出来ませんでした。
ここで参考になったのが
- 豆検 MameKen(https://mameken.com/)
さんのサイト内で紹介されている
- リカルド・バルガス氏のプロセスフローマップ
でした。これを
- 印刷しノートに貼って常に持ち歩き、
- 家の机の前にも貼り、
- GoogleDriveでいつでも閲覧できるようにし。
といった感じで常に勉強の傍らにおいて、各プロセスの連携を確認しながら勉強をしました。
これまで「タダの暗記」から「プロセスの理解」に一気に進んだ感じでした。
練習問題(WEB)(8月~11月)
『豆検 MameKen』さんサイトを読み込んでいくと、『練習問題』の文字が!
そして豆検さんが問題を提供してる問題集サービスを発見
- プチまな (http://pmana.jp/)
基礎編と合格編に分かれており、それぞれ月額費用が掛かりますが、
対面受講を追加すると思えば格安で問題集が手に入ると思い速攻で申し込みます。
まずは基礎編で、ひたすら必要情報の暗記を行い、ある程度自身がついたところで応用編も申込み、
あとはひたすらこの練習問題を解いていきました。
豆検さんの問題は、解説が非常に充実しており、
- なぜその選択肢がNGなのか?
- なぜその解答が正解なのか?
をほぼ全ての問題で明確に書いてくれているため、間違ったときに学びがとても大きい問題集で本当に助けられました!
プチまなを解く > 解説を見る > 連続して間違えるプロセスは、本の参考書を見返し前後情報を合わせて学び直す > 情報をノートに整理する
これを繰り返すことで一気に理解が深まっていきました。
模試(10月)
4時間と長丁場の試験のため、試験慣れのためにも模試を受けたいところ。
割とどこの模試も高額ですが、『PMPパーフェクトマスター PMBOK第6版対応』に広告が入ってた
- PMP-WBT 評言社 模擬試験
が他と比べると割安(6800円)だったのでこちらに決定。
会社のイベントの日を利用して、4時間受験し無事合格判定。
間違った問題を中心に復習と、書籍の模試問題もあらためて見直して精度を高めていきました
受験申請(11月)
受験申請はあちこちのサイトで紹介されてるので割愛
- 英語が読み書きできる多分スムーズ。
- 英語が読み書きできない私は、複数サイトを参考にしながらExcelに情報をまとめてなんとか申請
- この申請が手間でちょっと気持ちが萎えるので、記載情報のまとめだけは早めに準備した方がほんといいよ
- 監査には引っかからずで無事に受験申請は通過
- 万が一監査にかかったときのことを考えて大学の卒業証明は受験を決めたタイミングで郵送依頼して入手済(結局使わず)
試験(11月)
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会場
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試験会場は博多駅から徒歩5分程度の会場だったため、会場へのアクセスは良好。
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念のため早めについて会場ビルを下見へ。ビルの裏口から入ろうとして混乱し表に回って無事会場確認
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GoogleMapで会場見た時点で入り口が明らかに搬入口だったので疑問を持つべきだった。。
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入場
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直前までヨドバシ横のドトールに戻ってでノートで復習
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10:00開始だったので、9:30にドトールをでて会場へ
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パスポートによる本人確認他、必要書類を記載して準備完了
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10:00少し前でしたが、準備でき次第で開始OKでした
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試験
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参考サイトに『最初のアンケートの時にメモ用紙に公式とかを書くといい』との記載がありましたが、メモ用紙がホワイトボード1枚でしかも交換式で複数枚は渡せないとのことだったため、書いておく意味があまりなさそうだったので事前記載はしませんでした。(これは不正行為にあたるとの記事も見かけたので、やる方は判断はお任せします)
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結局ホワイトボードは1枚で十分な位しか利用せず。計算はpcの電卓使えるので、そこまで書くこと多くなかった
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あちこちのサイトで『試験問題の日本語が~』という声は目にしていましたが、『最近はだいぶマシになった』との声もチラホラ。本番で問題見て感じたのはやっぱり『日本語が分かりにくい』ですね。
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分からなくはない。。。が、結局何を問われてるのか?がわかりにくい。。。これが結構辛いです
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問題集の日本語が分かりやすい分、そのギャップは最初結構きつかったですね。
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『英語の問題文を見れば分かる!』という意見も目にしてましたので試しましたが、もともと英語読めないと、読めないものは読めないですね。
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試験対策として、『日本語のわかりにくい問題集になれておく』って結構大事な気がします。
受験にかかった総費用まとめ
受験にかかった総費用をまとめて見ました。
種類 | 名称 | 費用(円) | 費用($) | 会社負担! |
---|---|---|---|---|
Udemy | 【前編】合格率90%以上! カリスマ伊熊講師の「PMP@資格取得対策講座」(第6版) |
¥21,000 | ○ | |
Udemy | 【後編】合格率90%以上! カリスマ伊熊講師の「PMP@資格取得対策講座」(第6版) |
¥21,000 | ○ | |
書籍 | PMPパーフェクトマスター | ¥4,104 | ○ | |
書籍 | PMP試験 合格虎の | ¥3,456 | ○ | |
書籍 | MBOK第6版の基本 | ¥2,592 | ○ | |
書籍 | PMBOKガイド第6版 アジャイル実務ガイド付き |
¥12,000 | ○ | |
WEBサービス | ぷちまな-PMP問題集・基礎 ¥550/月-×6ヶ月 | ¥3,300 | ||
WEBサービス | ぷちまな-PMP問題集・合格 ¥550/月-×5ヶ月 | ¥2,750 | ||
WEBサービス | note.com PMP試験の合格率を出来るだけ高めるための事前対策・ノウハウ |
¥800 | ||
WEBサービス | 評言社 PMP-WBT模試 | ¥6,600 | ||
その他 | 監査のための大学卒業証明書入手費用 | ¥988 | ||
その他 | 勉強用喫茶店利用料(概算 | ¥8,800 | ||
受験 | PMI 本部入会+日本支部入会 | ¥20,417 | $189 | ○ |
受験 | PMI PMP 受験費用 | ¥44,209 | $405 | ○ |
- 合計:¥152,016円
- 会社負担:¥128,778円
- 個人負担:¥23,274円
Fusicでは
- 資格取得費用は合格したら全額補助(合格した受験に関して)
- ビジネスや業務に関わる書籍は一定額以下は購入自由
という制度がありますので、この制度+αをフルに活用させてもらうこととし、
一旦は全て(PMBOKガイド以外)自腹で購入の後、合格して最終的には8割方会社に負担してもらえました。ありがとうございます。
合格しないと全部自腹になるため、腹くくる意味ではまずは自腹で準備するのは自分には合ってた気がします。
とはいえ受かってほんと良かった!
さいごに
2020年7月で試験内容が変わるとのことなので、
(2020/10/26時点では、2021年1月2日から試験内容変更になったようです)
いまの対策本や模試も変わっていくと思います。
とはいえ、7月までであれば12月スタートでも行けると思いますので、これから受験の方はがんばってください!