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令和2年度データベーススペシャリスト試験受験レポート

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前書き

令和2年度データベーススペシャリスト試験を受験した記録です。
勉強スケジュールや雑感を残します。

※令和2年度の春季試験は、新型コロナウィルスの影響で中止となり、データベーススペシャリストを含むいくつかの試験は秋季に開催されました。

当時のスキル

Webアプリケーションなど開発を3年。基礎的なIT知識と、DB操作は経験がある状態。
ただ、普段はフレームワークやGUIを通してしかDBに触れないため、物理的な知識はほとんどありません。(これは受験後もかわりませんでしたが。。。。)
DBスペシャリスト試験は初回の受験です。
前提として、2年前に応用情報技術者試験に合格しています。そのため午前Ⅰ試験は免除です。

教材

データベーススペシャリストドットコム

主に、午前2(選択式)の対策のために利用しました。
また、知識分野がどんなものか知るため、受験勉強をはじめた初期に利用しました。

DBスペシャリストという分野にピンとこない方は、とりあえず過去問道場で20問くらい見てみるのがいいと思います。

徹底攻略 データベーススペシャリスト教科書 令和2年度(書籍)

過去問をやってみると、ベースの知識が足りないことが分かったので購入。

学習記録

  • 1月

    • 受験勉強の開始。通勤時と帰宅時の電車で過去問を眺めるようになります。このころの正答率は4割程度です。
  • 3月あたり

    • 春季試験中止の発表。正直勉強が間に合ってなかったで助かりました。
  • 5月~7月

    • 秋季試験に向けて再度受験勉強を開始。このタイミングで、教科書を購入しました。
    • ひとまず過去問を解くのをやめて、教科書を読みすすめていた時期です。1日平均10ページくらいでした。応用もですが、資格試験の教科書はとても分厚いです。焦らずじっくり読めるくらいの期間を用意したいですね。教科書は2週しました。
  • 8月上旬

    • 過去問を1回分解きます。足りない部分を認識するためです。この時の結果は、午前Ⅱ6割、午後I4割、午後Ⅱ5割ほどだったと思います。まだ合格できる成績ではありません。
  • 8月中旬~9月

    • このあたりで、受験としての対策にシフトしました。過去問をメイン教材にして、1週間に1年分くらいのペースで進めます。5年分くらいやると、よく出る問題や、その年だけ特殊だった問題というところが見えてきます。また、難しい年、簡単な年というのもあるので、一通り経験しておきます。(平均点等を参考にする)
  • 10月上旬(受験1~2週間前)

    • 週末1日使って、実際の受験日と同じ時程で過去問を解きました。データベーススペシャリスト試験は、1日に午前Ⅰ、Ⅱ、午後Ⅰ、Ⅱと、4つの試験を受ける長期戦です。試験時間は合わせて300分もあります。休日の午前に頭を使う感覚、長い間座って集中する感覚など、確認しておきました。この時の結果は、午前Ⅱ8割、午後Ⅰ6割、午後Ⅱ7割でした。
    • このへんはおまじないな部分もありますが、シミュレーションとしての精度が高いほど、同じパフォーマンスを確認できるかなというところです。どんな状況でも同じパフォーマンスが出せるメンタル強者は、実力を確認するために、こんな面倒なことは不要です。
  • 10月18日

    • 受験日は、受けるだけです。試験会場は初めての場所でしたので、近所を調べたりしました。コンビニは遠いから昼飯は持って行ったほうがいいとか、そんなことです。前日の勉強は、苦手な午後Ⅰの過去問を解きました。

結果

試験 得点
午後Ⅱ 76点
午後Ⅰ 69点
午後Ⅱ 90点

合格しました。

要点

  • 長くゆっくり勉強するほうが日常を邪魔しないので、楽。
  • 模試は、そのあとの勉強の指針になるので、やったほうがいい。
  • 模試はできるだけ実際の受験を想定すると、本番に緊張しなくて済む。

あとがき

平均すると、1日40分ほどの勉強時間を半年間、勉強しない日もあったので、総計は80~100時間くらいでしょうか。

設計の業務をもっとやってみたいという思いがあり、知識を身に着けるため受験しました。

受験勉強を通じて多少はDBやDB設計に詳しくなった気もしますが、実際の業務に生かせるかというと、微妙です。現実は、あるべき姿を実装できない様々な事情があります。

どちらかというと、業務でDBたくさん触ってるから、試しに受けてみるか、ぐらいの順番の方がいいかもしれないですね。

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