関数宣言と関数式の巻き上げの違いについて

巻き上げとは？

今回は関数の巻上げについて解説します。

関数の書き方には関数宣言と関数式があります。
結論から言うと、関数宣言では巻き上げが起こり、関数式では巻き上げが起こりません。

関数宣言の場合

function hello() {
console.log(こんにちは！)
};

こういった関数宣言の場合、どこでhello();と記述しても、きちんと関数が呼び出されます。
宣言の前に呼び出しを書いてもOKです。これが巻き上げが起こるということです。

関数式の場合

一方、関数そのものを定数に代入する関数式の場合、

const hello = function () {
console.log(こんにちは！)
};

console.log(hello);

ではきちんと呼び出されますが、
console.log(hello);を関数式より先に書いてしまってはいけません。Undefined（未定義）となります。

定義する前に定数は使用できませんでしたね。それと同じです。

以上、関数宣言と関数式の違いでした。