Kafkaのトピックを作成する方法はいくつかありますが、ここではコマンドラインツールを使用してトピックを作成する方法を説明します。Kafkaがインストールされていることを前提としています。
1. Kafkaのインストールと起動
まず、Kafkaがインストールされていることを確認し、KafkaブローカーとZookeeperを起動します。Kafkaのインストール方法については、Kafkaの公式ドキュメントを参照してください。
Kafkaをダウンロードして解凍したディレクトリに移動し、以下のコマンドを実行してZookeeperを起動します。
bin/zookeeper-server-start.sh config/zookeeper.properties
次に、別のターミナルウィンドウを開き、Kafkaブローカーを起動します。
bin/kafka-server-start.sh config/server.properties
2. トピックの作成
Kafkaブローカーが起動している状態で、以下のコマンドを実行してトピックを作成します。
bin/kafka-topics.sh --create --topic my_topic --bootstrap-server localhost:9092 --partitions 1 --replication-factor 1
このコマンドのオプションの意味は以下の通りです:
--create: トピックを作成することを指定します。
--topic my_topic: 作成するトピックの名前を指定します。
--bootstrap-server localhost:9092: Kafkaブローカーのアドレスを指定します。
--partitions 1: トピックのパーティション数を指定します。
--replication-factor 1: トピックのレプリケーションファクターを指定します。
3. トピックの確認
トピックが正しく作成されたかどうかを確認するために、以下のコマンドを実行します。
bin/kafka-topics.sh --describe --topic my_topic --bootstrap-server localhost:9092
このコマンドは、指定したトピックの詳細情報を表示します。
4. トピックのリスト表示
現在存在するすべてのトピックをリスト表示するには、以下のコマンドを実行します。
bin/kafka-topics.sh --list --bootstrap-server localhost:9092
これで、Kafkaのトピックが作成され、確認できました。Spring Bootアプリケーションからこのトピックにメッセージを送信する準備が整いました。