はじめに
.gitignoreファイルを手書きで作成したことがありましたが、さすがに面倒だったので簡単な作成方法についてまとめます。
ここではVisualStudioで開発するプロジェクトの.gitignoreファイルを作成してみます。
.gitignoreファイルとは
具体的な作成方法の説明の前に.gitignoreファイルの説明をします。
.gitignoreファイルは、Gitにおいて追跡不要なファイルやディレクトリを指定するために使用されます。
このファイルにリストされた項目は、Gitの操作によって無視され、リポジトリにコミットされることはありません。
↓Gitで管理しているフォルダでよく見るやつですね。
例えば、以下の例ではビルド結果、Visual Studio の設定ファイル、NuGet パッケージのファイルやディレクトリがGitの追跡から除外されます。
# ビルド結果
bin/
obj/
# Visual Studio の設定ファイル
.vs/
# NuGet パッケージ
*.nupkg
packages/
以降で作成方法を見ていきましょう。
作成方法1:GitHubで作成
プロジェクトの開始時にGitHubでリポジトリを作成すると思いますが、そこで.gitignoreファイルを自動的に追加する"Add .gitignore"オプションを活用する方法です。
これが一番簡単だと思います。
"Add .gitignore"ドロップダウンで"VisualStudio"を選択しそのままリポジトリを作成するだけです。
作成方法2:コマンドプロンプトから作成
GitHubで設定を忘れた場合や、既存のプロジェクトに.gitignoreを追加したい場合は、コマンドラインを活用する方法が便利です。
コマンドプロンプトを起動し以下のコマンドを実行するだけです。
実行するとカレントディレクトリに.gitignoreファイルが生成されます。
dotnet new gitignore
作成方法3:生成サービスから作成
gitignore.ioというWebサイトから作成する方法です。
こちらも非常に簡単に作成できます。
ブラウザで上記のサイトにアクセスし、VisualStudioと入力すると候補がリストとして出てくるのでクリック。
そのまま作成ボタンを押すとテキストファイルが記述されてあるページに遷移します。
これをこのまま.gitignoreファイルとして保存するだけです。
まとめ
.gitignoreファイルは、手書きではなくツールで生成するものだと理解しました。