自分のローカル環境の話なので、大きな被害はなかったですが自戒を込めて。
また調べていたら、このやらかし例が案外出てこなかったので誰かの参考になればと思います。

##2021年のある日
新しいパッケージをインストールすることになりました。
Anaconda Promptを開いて、いつものようにこう打ちました。

pip install モジュール名

(どんなモジュールをインストールしようとしたかは忘れた)

一旦別の作業があったのでAnaconda Promptは閉じます。その後Jupyter notebookで作業しようと思い、再度Anaconda Promptを開いてコマンドを打ち・・・

ん？ あれ？

Jupyter notebookが立ち上がらない。さあどうしよう？

コマンドをもう1回打ち直す。それでも立ち上がらない。
裏で走っていたアプリを終了させてみた。それでも立ち上がらない。
困ったときには奥の手再起動だ！それでも立ち上がらない。

あ、これはちょっとやばいやつかもしれない
その日中にやらないといけない内容があり、顔には出さないもののかなり焦りました。

##原因
元の環境に戻すにも原因が分からないことにはどうしようもないので、「pip インストール　エラー」みたいな感じで検索していきました。
そうしたら下記の記事を発見。

内容をざくっとまとめてみた。

まさにこれです。condaで管理されているパッケージを、pipでインストールしてしまったのが原因でした。
当時はcondaとpipの使い分けを知らず、「とりあえずpipでインストールすればいいだろ」ぐらいにしか考えていませんでした。

記事だと2020年では共存した場合の対策も取られつつあるよとありましたが、2021年でも発生してしまいました。ここはツールやPCのスペックにも依存するかもしれません。

##その後
とりあえず記事通り、Anacondaをアンインストールしました。
Anacondaを再インストールしようとしたら、特定の条件下では有償化なっていることも判明しました(ある意味これもやらかし)
ということで、minicondaを利用して再構築することになりました(面倒だった)。

基本condaでパッケージをインストールして、対応していないものだけpipを使うようにしました。
今のところ再クラッシュはないので安心しています。