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ナスは本当にナス色なのか調べてみた

Last updated at Posted at 2021-12-01

はじめに

Qiita Advent Calendar 2021 の「色 いろいろ」というテーマに参加しました。
色にまつわる話題ならなんでもOKと書いてあったので、興味を持ちました。
(何でもいいと言われると初心者でもいけるんじゃないかという謎の自信が湧いてくる)

日本には植物や動物から取られた色の名前があるけど、本当にその物の色を表しているか気になった。ぱっと思いついたのが茄子紺🍆
本当にナスの色か気になったので、画像処理から確認してみた。

茄子紺について

色の確認は上記のサイトで実施した。RGBはR:69 G:31 B:73とのこと。「紺」とついているのでブルーがもっと強いのかなと思っていたけど、案外レッドも同じぐらい含まれている様子。

比較するナス画像

上記のサイトから得られたナス画像を使うことにした。
fd400156.jpg
nasu_eggplant2.png

大体赤枠で囲った部分を切り出して、この領域のRGBを調べることにした。前者をナス1、後者をナス2とでもしておこう。

検証

#モジュールインポート
import cv2  
import numpy as np  
import matplotlib.pyplot as plt

#画像読み込み
nasu1 = cv2.imread('/content/ナス.jpg') 
nasu2 = cv2.imread('/content/ナス2.jpg') 

#画像の高さと幅を取得(今回は64*64で実施)
hight = nasu1.shape[0]
width = nasu2.shape[1]

# RGB平均値を出力
# flattenで一次元化しmeanで平均を取得 
b1 = nasu1.T[0].flatten().mean()
g1 = nasu1.T[1].flatten().mean()
r1 = nasu1.T[2].flatten().mean()

b2 = nasu2.T[0].flatten().mean()
g2 = nasu2.T[1].flatten().mean()
r2 = nasu2.T[2].flatten().mean()

# 小数点切り捨て
import math
b1 = math.floor(b1)
g1 = math.floor(g1)
r1 = math.floor(r1)

b2 = math.floor(b2)
g2 = math.floor(g2)
r2 = math.floor(r2)

print('R:{}  G:{}  B:{}' .format(r1,g1,b1)) #ナス1
print('R:{}  G:{}  B:{}' .format(r2,g2,b2)) #ナス2

68747470733a2f2f71696974612d696d6167652d73746f72652e73332e61702d6e6f727468656173742d312e616d617a6f6e6177732e636f6d2f302f313235393935312f353037663.png

1つずつピクセルのRGBを出すのは大変なので、平均値で算出した。茄子紺として定義されているRGBと比べるとナス1は暗め、ナス2は明るめになっている。
算出されたRGBに何か固有の色名が付けられているか調べたけど、特に名前はついてないようだった。

まとめ

RGBの結果からナス≠ナス色と結論付けた。
これはあくまでも今回の結果からなので、本当に茄子紺色のナスもあるかもしれない。
茄子紺色のナス、見てみたいな。

参考

コードは下記のサイトから。
https://buto-dev-null.hatenablog.com/entry/2019/12/01/000000

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