はじめに
こちらは、エーピーコミュニケーションズ Advent Calendar 2021 の15日目の記事です。
新卒1年目のぴかつと申します。
近々、2022年度内定者の方々とお話しする機会があるので、何かしらアドバイスできることはないか?と思い、自分なりに今年一年を振り返ってみました。
こちらはその備忘録となります。
※"新卒のための"と謳いいつつ、実際は来年4月に入社を控えた内定者の方々向けの内容を大いに含みます。
入社前にしてよかったこと
早めの配属対策
配属希望を選ぶ際には、誰でも自社のプロジェクトについて調査されると思います。
ただ、自分は入社前から、会社HP,転職サイトを通して情報収集しており、内定式を迎える時点で、配属希望を固めておりました。
その後、内定式,入社式,面談でのアピールや、関連分野の資格取得を進めることで、無事念願のプロジェクトにアサインされ、社会人生活を好調なスタートで切ることができました。
最初の配属先で全てが決まるわけでもなく、努力次第で希望が必ず通るわけでもないのも理解しています。
とはいえ、今後のキャリアのためにも、仕事を楽しむためにも、できる限り先手先手で配属に向けた準備をすることをお勧めします。
自分主体で何か作ってみること
学生時代の自分は、座して本を読む学習スタイルで、実機操作はハンズオンで軽く触る程度でした。
内定式を終えて一息ついた頃にふと目の前に現れたのが、"何らかのシステムを作って提出しろ"という曖昧な卒業課題でした。
なんの縛りもない中で、インフラの構成を考えていく内に、妙に楽しくなってきて、夢中でドキュメント読み漁りながら、休憩時間を返上してGCPと格闘していたのをを覚えています。
誰かが用意してくれたレールに沿って作るのではなくて、自分で設計から取り掛かり、興味の赴くままに試行錯誤しながら作り上げていく最中が、今までのどの座学よりも、"技術が身についている"ように感じました。
英語学習
あちらこちらで言われている気がしますが、英語が苦手な方ほど本当に実施した方がいいと思います。
英語文章の理解という点では、大抵の場合は、DeepL先生が解決してくれますが、、、Udemy等の動画講座の受講可否、アクロニム(頭字語)の暗記速度にかなり影響があると思っています。
入社以降の学習速度にある程度差が出ると個人的に思っているので、英単語レベルでも勉強することをお勧めします。
入社前にしておけばよかったこと
技術面以外でのスキルアップ
入社前までの自分は、「エンジニア = 高い技術力は求められるが、ビジネススキルはあればなお良し程度」というイメージを抱いていました。
けれどいざ配属されると、①調査内容のドキュメントまとめ、②会議のファシリテーション、③お客様用のパワポ資料作成等々、技術そのものとは関係ないタスクがたくさん舞い込んできました。
"技術さえ弄っていればいい"と思っていた自分にとっては、割と衝撃的でした。
特に文章作成については、自分は大学のレポートさえまともに書けないほど、文章を考えるのが大の苦手なので、苦戦を強いられました。(今現在も絶賛奮闘中)
エンジニアといえども、オフィススキル,ビジネススキルは当たり前のように要求されるので、不慣れな方は対策しておくことをお勧めします。
入社後~現在までにしてよかったこと
苦手なことへのチャレンジ
自分は、学生時代の頃から登壇活動に憧れていましたが、人前で話すのが苦手なためずっと先送りにしてました。
配属されて月日が経ったある日、登壇活動奨励の流れがチーム内で生まれ、それに乗っかる形でついに登壇デビューを果たしました。
発表中は緊張でいっぱいでしたが、終わってみると、あっけらかんとしていて、今まで必死に避けてきたのが嘘のようでした。
新しい生活の幕開けなので、苦手なことを克服するには絶好のタイミングだと思います。
今まで避け続けてきた苦手なことに今一度向き合ってみるのはいかがでしょうか。
入社後~現在までにしておけばよかったこと
プロジェクトに対して当事者意識をもつ
これは、仕事をさぼっていた、とかそういうお話ではなくて、
自身が所属する組織のことを自分事として考えることができているか?というお話です。
実際、自分のタスクに関しては自分事として取り組むことはできていました。
ただ、プロジェクトの未来、課題に関する議論に遭遇すると、正直全く意見が思いつかず、普段プロジェクトのことを全然意識してないのが浮き彫りになっていました。
来年からは、プロジェクトの課題に自分事として関わり、より自律的に動くことで、
組織のパフォーマンスに寄与しつつ、自身の成長にも繋げていきたいと思います。