はじめに
FigmaのPluginを開発する際、Figma Pluginsから通知を表示させたいと思ったことはありますか?
この記事では、Figma Pluginsから通知を表示させる方法を解説します。
Figma Pluginsで通知を表示する
Figma Pluginsで通知を表示するには、figma.notify()
を使うことで、通知を表示させることができます。
figma.notify()
の引数には、メッセージ
・option
を渡すことができます。
figma.notify(message: String, options?: NotificationOptions)
option
には、以下の値を渡すことで、通知をカスタマイズすることができます。
-
timeout
:通知を表示する時間を指定することができる(ミリ秒)- デフォルト:3秒
-
infinity
を指定すると、閉じられるまで無期限に表示させる
-
error
:エラー通知の見た目に変更することができる -
onDequeue
:通知が非表示になった時、実行される関数 -
button
:通知にボタンを追加する-
text
:ボタンのテキスト -
action
:ボタンを押した時に実行される関数
-
interface NotificationOptions {
timeout?: number;
error?: boolean;
onDequeue?: (reason: NotifyDequeueReason) => void
button?: {
text: string
action: () => boolean | void
}
}
以下のように、通知とエラー通知で見た目が変わります。
通知 | エラー通知 |
---|---|
詳しくはこちらをご覧ください。
実際に使ってみる
⚪︎ デフォルト
sample.ts
const setNotification = () => {
figma.notify("The process is underway")
}
デフォルトの通知は、上記のように記載することで、以下のような通知を表示させることができます。
⚪︎ オプション 全のせ
sample.ts
const setNotification = () => {
figma.notify(
"The process is underway",
{
timeout: 10000,
error: false,
onDequeue: () => { /* 削除時に実行する処理 */ },
button: {
text: "Skip the process",
action: () => { /* ボタンを押した時に実行する処理 */ }
}
}
)
}
こんな感じに記載することで、シンプルですが、以下のような通知を表示させることができます。
⚪︎ 通知を削除する
const notification = figma.notify(
"The process is underway",
{
timeout: Infinity
}
)
notification.cancel()
cancel()
を使うことで、通知を削除することができます。
まとめ
この記事では、Figma Pluginsから通知を表示させる方法を紹介しました。
ぜひこの記事を参考にFigma Pluginsから通知を表示させてみてください。
最後まで読んでくださってありがとうございます!
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