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はじめに

私ごとですが、実は、ここ数ヶ月毎月1回以上登壇しており、だんだんと登壇準備のやり方が固まりつつあります。
そのため、この記事では、「ChatGPT-4o を使って、登壇資料・スライドを作る」やり方をまとめようと思います。

発表の準備プロセス

私の発表準備のプロセスは以下のようにしています。

  1. 発表内容を考える
  2. 発表原稿を作る
  3. 発表練習をする ①
  4. スライドを作る
  5. 発表練習をする ②
  6. 資料を公開する
  7. 発表

このプロセスでChatGPT-4oを使っているのは、「1. 発表内容を考える」「2. 発表原稿を作る」と「4. スライドを作る」です。

発表内容を考える

発表内容を考える時に気をつけているのは以下の3点です。

  • 自分が話せる内容になっているか
  • イベントのテーマに沿った内容になっているか
  • 聞いている人が興味の出る内容になっているか

そのため、以下のようなプロンプトを書き、ChatGPT-4oと一緒に発表内容を考えます。

この度、〇〇〇というイベントに登壇することになりました。
このイベントの概要は以下の通りです。

---

<!-- イベント概要(connpass等の文を丸コピする) -->

---

このイベントに登壇するにあたって、以下のテーマの中から話そうと思っています。

- テーマ1
    - タイトル ①
    - タイトル ②
<!--
自分が話せそうなテーマをテーマごとに列挙する

- 例) アクセシビリティ
    - ダークテーマとアクセシビリティの融合したカラートークンの設計
    - 小さく始めるQiitaでのアクセシビリティの取り組み
    - ...
-->

この中で、以下の観点から、これらをすこし厳しめに評価してください。
もしこの中でめぼしいテーマがなければ、聞いている人が興味みの出るようなテーマを10個提案してくだい。

- イベントのテーマに沿った内容になっているか
- 聞いている人が興味の出る内容になっているか

また、評価・提案する中で、わからないこと・知りたいことがあれば、聞いてください。

発表原稿を作る

発表内容が決まったら、次は原稿を作っていきます。

原稿を作る時に気をつけているのは、以下の2点です。

  • 論理的でわかりやすい説明になっているか?
  • 発表時間を有効に活用できているか?

発表原稿を作る時にChatGPT-4oは以下のタイミングで使います。
  • 続きの文を提案してほしい時
  • 言い回しが微妙でしっくりこない時
  • 発表原稿を評価・校正してほしい時
<!-- 続きの文を提案してほしい時 -->
以下の文に続く文章を口語の文で考えてください。

<!-- 考えた台本の途中 -->
<!-- 言い回しが微妙でしっくりこない時 --><!-- しっくりこない文 -->」の言い換えを考えて、10個提案してください
<!-- 発表原稿を評価・校正してほしい時 -->

以下の発表原稿を少し厳しめに評価し、原稿を口語の文で校正し、変更差分をわかりやすく提案してくだい。

<!-- 考えた台本 -->

発表練習をする ①

発表原稿ができたら2~3回練習し、以下の点を確認します。

  • 発表が時間内に収まるのか
  • 言い回しに違和感がないか

スライドを作る

ここまできたら、ようやくスライドをFigmaで作っていきます。

まずは、発表原稿のテキストをそのままスライドにコピーする形で、必要なスライドを決めます。

イメージは以下の通りです。
テキストだけのスライドが複数枚並んでいる。

その後、スライドをデザインしていきます。
デザインしていく中で、必要な画像や画像で表しにくい表現などをChatGPT-4oで生成してもらいます。

<!-- 画像や画像で表しにくい表現を画像で表現してほしい時 -->
〇〇のイメージをシンプルなイラストで表現してください

発表練習をする ②

スライドができたら、スライドを見ながら、練習していきます。

この時は、できるだけ本番に近い状態を再現して、練習します。

資料を公開する

基本的に作った資料は、Speaker Deckにて公開します!

発表

発表をします。

聞いている人の反応を見つつ、発表します。

まとめ

この記事では、「ChatGPT-4o を使って、登壇資料・スライドを作る」やり方をまとめました。
登壇される方の参考になればと思います。


最後まで読んでくださってありがとうございます!

普段はデザインやフロントエンドを中心にQiitaで記事を投稿しているので、ぜひQiitaのフォローとX(Twitter)のフォローをお願いします。

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