はじめに
私ごとですが、実は、ここ数ヶ月毎月1回以上登壇しており、だんだんと登壇準備のやり方が固まりつつあります。
そのため、この記事では、「ChatGPT-4o を使って、登壇資料・スライドを作る」やり方をまとめようと思います。
発表の準備プロセス
私の発表準備のプロセスは以下のようにしています。
- 発表内容を考える
- 発表原稿を作る
- 発表練習をする ①
- スライドを作る
- 発表練習をする ②
- 資料を公開する
- 発表
このプロセスでChatGPT-4oを使っているのは、「1. 発表内容を考える」「2. 発表原稿を作る」と「4. スライドを作る」です。
発表内容を考える
発表内容を考える時に気をつけているのは以下の3点です。
- 自分が話せる内容になっているか
- イベントのテーマに沿った内容になっているか
- 聞いている人が興味の出る内容になっているか
そのため、以下のようなプロンプトを書き、ChatGPT-4oと一緒に発表内容を考えます。
この度、〇〇〇というイベントに登壇することになりました。
このイベントの概要は以下の通りです。
---
<!-- イベント概要(connpass等の文を丸コピする) -->
---
このイベントに登壇するにあたって、以下のテーマの中から話そうと思っています。
- テーマ1
- タイトル ①
- タイトル ②
<!--
自分が話せそうなテーマをテーマごとに列挙する
- 例) アクセシビリティ
- ダークテーマとアクセシビリティの融合したカラートークンの設計
- 小さく始めるQiitaでのアクセシビリティの取り組み
- ...
-->
この中で、以下の観点から、これらをすこし厳しめに評価してください。
もしこの中でめぼしいテーマがなければ、聞いている人が興味みの出るようなテーマを10個提案してくだい。
- イベントのテーマに沿った内容になっているか
- 聞いている人が興味の出る内容になっているか
また、評価・提案する中で、わからないこと・知りたいことがあれば、聞いてください。
発表原稿を作る
発表内容が決まったら、次は原稿を作っていきます。
原稿を作る時に気をつけているのは、以下の2点です。
- 論理的でわかりやすい説明になっているか?
- 発表時間を有効に活用できているか?
発表原稿を作る時にChatGPT-4oは以下のタイミングで使います。
- 続きの文を提案してほしい時
- 言い回しが微妙でしっくりこない時
- 発表原稿を評価・校正してほしい時
<!-- 続きの文を提案してほしい時 -->
以下の文に続く文章を口語の文で考えてください。
<!-- 考えた台本の途中 -->
<!-- 言い回しが微妙でしっくりこない時 -->
「<!-- しっくりこない文 -->」の言い換えを考えて、10個提案してください
<!-- 発表原稿を評価・校正してほしい時 -->
以下の発表原稿を少し厳しめに評価し、原稿を口語の文で校正し、変更差分をわかりやすく提案してくだい。
<!-- 考えた台本 -->
発表練習をする ①
発表原稿ができたら2~3回練習し、以下の点を確認します。
- 発表が時間内に収まるのか
- 言い回しに違和感がないか
スライドを作る
ここまできたら、ようやくスライドをFigmaで作っていきます。
まずは、発表原稿のテキストをそのままスライドにコピーする形で、必要なスライドを決めます。
その後、スライドをデザインしていきます。
デザインしていく中で、必要な画像や画像で表しにくい表現などをChatGPT-4oで生成してもらいます。
<!-- 画像や画像で表しにくい表現を画像で表現してほしい時 -->
〇〇のイメージをシンプルなイラストで表現してください
発表練習をする ②
スライドができたら、スライドを見ながら、練習していきます。
この時は、できるだけ本番に近い状態を再現して、練習します。
資料を公開する
基本的に作った資料は、Speaker Deckにて公開します!
発表
発表をします。
聞いている人の反応を見つつ、発表します。
まとめ
この記事では、「ChatGPT-4o を使って、登壇資料・スライドを作る」やり方をまとめました。
登壇される方の参考になればと思います。
最後まで読んでくださってありがとうございます!
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