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eeic Advent Calendar 2015 Day 23

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この先の進路をB3の立場から見据えてみる

こんにちは、東京大学工学部電子情報工学科3年生のデデデといいます。
この先の進路について少し整理してみたいと思い、Advent Calenderに参加・投稿しました。
正直プログラミングとか圧倒的成長とか関係ないですが、読んでいただけると幸いです。

(注意)あくまでもこの記事はB3の立場で書いたものです。この先の予測などには大いに偏見・推測が含まれています。B4以上の方から見れば違うことも大いにあるかもしれませんが、ご容赦ください(コメントいただけると嬉しいです)。上級生からのアドバイスはもちろんありがたいのですが事後的にしか実感が湧かないことが多いため、今の立場から精神的に楽になるように考えておきたいと思い、このような記事を書きました。将来について心配しかしてなかった、昔の私のような人たちの参考になれば幸いです。

この先の進路は?

一応の確認ですが、B3の次はB4です。卒論での研究室配属が始まります。B4が終われば学部就職、もしくは院進です。学部就職する人はそのままタノシイ企業勤め、院進した人はM1になった後M2になります。M2の後は就職(学部就職に対する言い方がわからないのでとりあえず単に就職といっておきます)、もしくはD進です。この記事で触れるのはとりあえずここまでなので、ここで止めておきます。

B4

さて、学部4年生になると研究室に配属され、卒論を書く必要があります。これは必修なので、皆やらなければならないことです。研究室によってやり方やスケジュールがまちまちなので一概には言えませんが、先行研究の調査やラボの仲間と輪読をしながらテーマを決め、実験をして結果を出し、論文を書きます。途中で院試休みがあります(あるはず)(あってくれ)。

院試

東京大学では工学部電気系からだと、受ける院試は多くは工学系研究科・情報理工学系研究科・学際情報学府になると思います。ちなみにこの文章のままでは3つ併願するような書き方をしていますが、大学院では研究室1つにつき10人も20人も受け入れているわけではないので、往々にして枠を潰しあうことになる併願は一般にアレとされています。
院試前に1ヶ月ほど休みがある研究室が多いと思いますが、そこでしっかり勉強しましょう。忘れていることも多いでしょうし。院試、割と怖くないですか?1ヶ月で間に合うのかなあと正直心配なところではあるので、2-3ヶ月前から勉強しておくのが吉でしょう。もちろんもっと前から、言ってしまえば今からでもいいのですが。でも今のうちからビビっても、ビビったおかげで勉強が捗るならともかく、ビビるだけで勉強しないなら精神の損ですから、心配しすぎないようにしましょう。私は「心配だけど、心配したところでどーせ1-2ヶ月前とかからしか勉強しないんだから、今はあんまり考えなくていいや」と軽く考えています。

卒論配属

3年の冬に各学生が研究室の希望を出します。2年冬学期・3年夏学期・3年冬学期の成績により、4年生の間配属される研究室が決まります。要するに点数競争です。入試で点数競争、進振りで点数競争、そしてまた卒論配属で点数競争、さらには院試で点数競争。もううんざりですね。
個人的には卒論配属での点数競争に負けることはそれほど重く受け止めてはいません。(こういうことを言うとB4の方から顰蹙を買いそうなのですが)所詮1年間ですし、院進するつもりの人は院試でまたどうにでもなります。あまり最初から卒論配属にビビっていても精神に悪いので、こんなふうに「まあ1年間だし」と考えてみるのもいいのではないでしょうか。当事者(B4)でないからこそこういうふうに言えるのだと思いますが。

学部就職

工学部では院進率が高いですが、4年生で卒業してそのまま就職したいという人もいます。「周り皆院進するし、就職しようと思ったけど院進しようかな」という考え、つまり「周りが院進するから自分も院進する」というモチベーションは割と危険で、そのような弱いモチベで院進すると後になって後悔する可能性も高いと思います。正直言うと、周りが院進するかどうかは関係ない(それはそう)ので、学部就職したい人は学部就職すればいいですし、院進したい人は院進すればいいと思います。周りに流されてはいけません。

M1-M2

院進した人は大学院に在籍します。大学院では2年間のうちに30単位を取れば卒業できます(東京大学大学院学則)。つまり、学部のときに比べて授業が少なくて済みます(研究時間が学部での授業時間より短いとは言っていない)。
院進後も研究・修論が待っており、D進せず就職する場合は就活も待っています。したがってそれほどうかうかしていられませんが、毎日ケンキウケンキウで朝から夜まで死んでいる人というのはあまり見かけません。むしろ午前10時頃に「ぽきたw」と起床する方もいるくらいで、案外ガチガチの生活ではないのかもしれません。
研究に関しては私はあまり偉そうなことは言えませんが(そもそもこの記事はそういう情報提供がメインではない)、ひとつ、M1の方から言われた印象的な言葉を紹介します。

「え、B2B3って最高じゃない?だって授業受けてるだけでいいんだよ?」

なるほどなあ。常に進捗を生み続けなければならないB4・M1・M2と違って、確かにB2B3の間はレポートを書くなり試験を受けるなりで単位を取っていればいいわけですから、気が楽です。むしろ今からそういう世界に身をおくことになると思うと気が重いですが……

軽くまとめ

ここまでB3より後の進路について見てきました。これからはもう少し精神的なことも含めた各論に入っていこうと思います。

留年

変な見出しをつけてしまいましたが、別に留年しろという意味ではないです。留年については授業料の関係もありますし避けたい人も多いと思いますが、やけに多く授業を取らなければいけないクソ仕様の関係上、「きついわ。ちょっと休みたい」と思う人も出てくることと思います。というか私がそう思っていました。
留年したくないのに不可をたくさんとってしまって留年する人というのはとりあえず置いておきます。ここでは「授業料の問題もそんなにないし、のんびりするために戦略的に留年するとして、いつするのがいいか」という話をします。もちろん留年した場合に将来就活でどうなるかは別問題です。

B2で留年する場合

B2で留年(B2→B2)というのは前期教養の単位数が足りてないので、よろしくありません(進学辞退の場合は話は別です)。2年めのB2は大抵コマ数が少ない場合が多いですが、学科に入った後のきつさを知らないうちに前期教養留年のぬるま湯に浸かるのは危険です。前期教養過程の単位が揃っていれば進学後の2年冬学期の学科の必修はいくら落としても自動で3年生になるので、ここでは触れません。学科をやめないつもりなのであれば、ある程度は必修も取っておきましょう。

B3で留年する場合

厳密に言うとB3で留年というのは若干違うかもしれないのですが、とりあえずB3で留年という言い方をしておきます。B3での留年条件は「B3終了時に必修科目を落としている」ことなので、B2冬の必修科目・B3夏の前期実験・B3冬の後期実験のうちいずれかを落とすと留年になります。B3で留年しようとするなら、「実験とそれ以外の授業」を夏学期と冬学期に振り分けるのが良いと思います。例えば3年生1年目の夏学期は実験、冬学期は授業。3年生2年目の夏学期は授業、冬学期は実験。こうすれば負担は1年目2年目だいたい半々ですみます。負担を分散するならこれはそこそこ有力な留年方法だと思います。
もしB2冬学期の必修を落としているならば、それを利用して留年するというのも手です。3年夏学期も冬学期もフルで取るつもりだけど、2年冬の必修再履修ぶんをもう一度落とす。これによって、3年生2年目は実験もなくコマも少なく済み、圧倒的にラクになります。

B4で留年する場合

さて、B4で留年する場合は「卒論がダメで留年」という場合と「卒論は書いたけど卒業単位数が足りなくて留年」という方法があると思います。卒論がダメだった場合、もう一年卒論を書かなくてはなりません。これはしんどいですね、特にのんびりもできなさそうです。対して卒業単位数不足で留年のほうはどうでしょう。卒論はすでに書いているので、なんと4年生2年目のあいだに単位不足を補うために数コマ取るだけでよいのです。これはとてものんびりできそうです(こんなことが制度上可能なのかは不明ですが)。
(2015/12/23 0:24追記)ちなみに大きなメリットを書き忘れていましたが、この方式では4年生が2周するので院試を2回受けることができ、つまり、4年生1年目の1回目の院試は(どうせその年は卒業しないので)「お試し」として受けることができ、2年目の「本番」の院試への感覚を掴めます。また、4年生が2回あるぶんインターンもたくさん受けることができ、この方式はメリットが大きいと思います。(追記終わり)
(2015/12/23 1:29追記)ただしこの方式だと、たくさんコマを取る必要のあるクソ仕様のせいでB3冬までに単位をたくさん取ってしまっていると卒業単位数条件を満たしてしまい留年できなくなるので、そこは注意が必要です。このやり方をしたい人がいるなら、早めに履修を考えておきましょう。というか、B3時点でのコマ数も少し減らせますしいいことづくめっぽいですね。(追記終わり)

ということで、私から推したい(?)留年方法はB3夏冬半々履修方式とB4卒論提出後ぬるぬる2年目方式です。(もしこの記事を見て留年しようという方がいれば、それが本当にできるかどうかなどをきちんと確かめた上で、自己責任において留年してください。)

ねえ私能力ないんだけど

わかります。私もです。情報も出来ない、物理も出来ない、能力のないまま研究室配属になり、院試を受け、就職し……こんな人間が社会で役に立てるのか、社会で生きていけるのか甚だ疑問です。
もしその心配によって、その心配が原動力となって「よし、勉強しよう」とモリモリ勉強を始めるなら、大いに心配しましょう。得ですから。でも、そういう漠然とした不安・心配を持っているだけの人は、精神をとても損しているので、その心配は捨てましょう。厳密に言えば、心配自体はしていてもいいですが、「いやー俺ちょっと心配なんだよねえ。まあなんだかんだ大丈夫だとは思うけどw」くらいに思うようにしましょう。

進学振り分けも若干似たようなきらいがあります。「え、俺理系なんだけど文系学部行って大丈夫かな。」「俺電磁気わかんないんだけど電気系行って大丈夫かな。」
将来のことなんてわかりません。わからないのに、過度に不安感を持って心を病むようなことは意味がありませんし、ただの損です。それを原動力に何かできるなら心配していてもいいですが、そうでないのなら早急にラクに考えましょう。「心配する」か「なんとも思わない」だと後者のほうがよくないですか?。

少し話は変わりますが、日本では新卒一括採用が雇用慣行になっています。このあたりの話についてはリンクも参照しながら聞いて欲しいのですが、職業経験のない新卒者は社内での職業訓練を経て自社の色に染めやすく、異動などもさせやすいとされており、そこが企業側にとっての新卒一括採用のメリットになっています。欧米では在学中や卒業後に職務経験を積んでからいざ就活というパターンも多いようですが、それとは違い日本では新卒一括採用なので職務経験がなくても就職というのはできます。何が言いたいのかというと、何でもできる即戦力になる必要はないということです。これを知ってから、私は「全科目全内容を全て知って、覚えて、使えるようになってまでおかなくても大丈夫か!」と思うようになりました。もちろん強い学生であるに越したことはないのですが、自分がそうでないからといって自分を過度に卑下する必要はないのだと思います。

ねえ私授業出てないんだけど

わかります。私もです。ですが、出てないものを後から嘆いても何にもなりませんし、精神の無駄です。試験で単位を取ればとりあえずはそれでいいんじゃないでしょうか。
「単位は取ったけどいまいち内容わからないんだよね」などというのは往々にして起きます(あまり起きてほしくないですが)。授業を聞いていても聞いていなくても起きうることです。授業には出ていてもTweetDeckを開きながら作業をしていて授業を聞いていない人というのもいます。「授業に出ていないことをしっかり反省し、出てない授業の分を自力で追いついてその後から授業に復帰する」くらいの人なら授業に出てないことを嘆いても全然大丈夫ですが、そうでない人は授業に出てないことを嘆いても精神を損しているだけなので、早々にその後悔を捨てましょう。

最後に

とりとめもなくいろいろと書き連ねてきました。精神論を中心に書いてきたので多くの人にとっては有益な情報ではなかったかもしれませんが、不安を抱えているB2,B3の心が少しでも軽くなってくれれば幸いです。

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