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RaspbianのSSH有効化、ユーザ作成

Last updated at Posted at 2018-04-01

RaspberryPi3のRaspbianを再セットアップした。
ユーザ作成やSSHの有効化を覚えられないため、メモとして残す。

行った作業は次の通り。

  • Raspbianの再インストール
  • sshの有効化
  • ユーザの作成
  • piユーザの削除
  • シェルの変更
  • SSHの接続方法をパスワードから鍵方式に変更

なお、環境は次の通り。

  • 作業クライアント:Chromebook
  • Raspbianのバージョン:9.4(stretch)

Raspbianのバージョン確認方法

cat /etc/debian_version

Raspbianの再インストール

起動時にShiftを押して、インストールメニューを表示する。
Raspbianを選択し、インストールする。

インストールが完了すると、無線LANの接続設定が残っていて、そのままネットワークに接続された。

sshの有効化

2018/12/4 追記
プルダウンメニューから[設定]→[Raspberry Piの設定]にある[インターフェイス]にて設定できる。

/boot以下にsshファイルかフォルダがあれば、sshが有効になる。

cd /boot
mkdir ssh

ユーザ作成、piユーザの削除

ユーザ作成、パスワードの設定

sudo /usr/sbin/useradd --groups sudo -m 任意のユーザID
sudo passwd 任意のユーザID

ルートパスワードの変更

sudo passwd root

piユーザの削除

userdel -r pi

シェル表示の変更

標準のシェルをbashに変更する。

sudo chsh ユーザ名

(2018/12/4 追記)
プルダウンメニューから[設定]→[Raspberry Piの設定]にある[インターフェイス]で設定できる。

/ect/skel/にデフォルトの設定があるため、このファイルをhomeにコピーする。

cp -r /etc/skel/ ~/

SSHの認証をパスフレーズから鍵認証に変更

キーフレーズの生成

Chromebookでは開発モードに変更しないと、キーを生成できないため、Raspberry piで鍵を生成する。

ssh-keygen

公開鍵を認証済みのリストに登録し、アクセス権を変更する。

cat ~/.ssh/id_rsa.pub >> ~/.ssh/authorized_keys
chmod 700 ~/.ssh
chmod 600 ~/.ssh/authorized_keys

クライアントに鍵を設定

SFTPなどを使って、ローカルに公開鍵と秘密鍵の両方をコピーする。
sshクライアントに公開鍵と秘密鍵を設定する。

Raspberry Piのパスワード認証をオフにする。

viでsshの設定ファイルを編集する。

sudo vi /etc/ssh/sshd_config

次の設定をyesからnoに変更する。

PasswordAuthentication 

viの使い方メモ

  • i 挿入モード
  • R 上書きモード
  • :w 保存
  • :q 終了

困ったらESCを押すか、日本語入力モードを確認する。

sshの再起動をする。

sudo systemctl restart ssh

以上。

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