RaspberryPi3のRaspbianを再セットアップした。
ユーザ作成やSSHの有効化を覚えられないため、メモとして残す。
行った作業は次の通り。
- Raspbianの再インストール
- sshの有効化
- ユーザの作成
- piユーザの削除
- シェルの変更
- SSHの接続方法をパスワードから鍵方式に変更
なお、環境は次の通り。
- 作業クライアント:Chromebook
- Raspbianのバージョン:9.4(stretch)
Raspbianのバージョン確認方法
cat /etc/debian_version
#Raspbianの再インストール
起動時にShiftを押して、インストールメニューを表示する。
Raspbianを選択し、インストールする。
インストールが完了すると、無線LANの接続設定が残っていて、そのままネットワークに接続された。
#sshの有効化
2018/12/4 追記
プルダウンメニューから[設定]→[Raspberry Piの設定]にある[インターフェイス]にて設定できる。
/boot以下にsshファイルかフォルダがあれば、sshが有効になる。
cd /boot
mkdir ssh
#ユーザ作成、piユーザの削除
####ユーザ作成、パスワードの設定
sudo /usr/sbin/useradd --groups sudo -m 任意のユーザID
sudo passwd 任意のユーザID
####ルートパスワードの変更
sudo passwd root
####piユーザの削除
userdel -r pi
##シェル表示の変更
標準のシェルをbashに変更する。
sudo chsh ユーザ名
(2018/12/4 追記)
プルダウンメニューから[設定]→[Raspberry Piの設定]にある[インターフェイス]で設定できる。
/ect/skel/にデフォルトの設定があるため、このファイルをhomeにコピーする。
cp -r /etc/skel/ ~/
SSHの認証をパスフレーズから鍵認証に変更
####キーフレーズの生成
Chromebookでは開発モードに変更しないと、キーを生成できないため、Raspberry piで鍵を生成する。
ssh-keygen
公開鍵を認証済みのリストに登録し、アクセス権を変更する。
cat ~/.ssh/id_rsa.pub >> ~/.ssh/authorized_keys
chmod 700 ~/.ssh
chmod 600 ~/.ssh/authorized_keys
####クライアントに鍵を設定
SFTPなどを使って、ローカルに公開鍵と秘密鍵の両方をコピーする。
sshクライアントに公開鍵と秘密鍵を設定する。
####Raspberry Piのパスワード認証をオフにする。
viでsshの設定ファイルを編集する。
sudo vi /etc/ssh/sshd_config
次の設定をyesからnoに変更する。
PasswordAuthentication
####viの使い方メモ
- i 挿入モード
- R 上書きモード
- :w 保存
- :q 終了
困ったらESCを押すか、日本語入力モードを確認する。
##sshの再起動をする。
sudo systemctl restart ssh
以上。