5
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

MDNとかをみんなで編集!翻訳! Advent Calendar 2023

Day 19

Firefox 121 がリリースされて :has() が使えるようになりました。そして Intl.Segmenter は Nightly で使えるようになりました。

Last updated at Posted at 2023-12-19

はじめに

この記事は 2023 年の MDN 翻訳 Advent Calendar 向けに作成したものです。

こんにちは。debiru です。「Firefox は利用者数が少ないので対応ブラウザから外します」とか言っているサービスは Web 標準を冒涜しているので滅んでどうぞ。

今日は記念すべき Firefox 121 リリース日なので、改めて Firefox 121 でできるようになったことをお伝えするとともに、Firefox 122 あるいは 123 でサポートされる重要な機能についてお話したいと思います。

Firefox 121 がリリースされたよ

Firefox 121 でのキャプチャ画像です。

Firefox 121 では :has() 疑似クラスが使えます

See the Pen :has() selector by arcxor (@arcxor) on CodePen.

  • :has() 疑似クラスがサポートされました。
  • text-indent プロパティの each-line 値および hanging 値がサポートされました。
  • text-wrap プロパティの balance 値および stable 値がサポートされました。

:has() 疑似クラスについては「2023年12月19日からFirefoxでも:has()が使えます」で、text-wrap プロパティについては「text-wrap と white-space プロパティが CSS Text Module Level 4 でどうなっているか」で解説しています。

関連情報

Intl.Segmenter は Firefox 123 でサポートされています

Intl.Segmenter については「Firefox だけ未実装シリーズ:Intl.Segmenter の状況」に書いていますがその後進捗があったようで、2023 年 12 月 19 日時点の Firefox Nightly (Firefox 123.0a1) では既に Intl.Segmenter が実装されています。

Bugzilla のレポートでは Thanks, added to the Fx122 nightly release notes と書かれています。Firefox 122 でサポートされるのかなと思っていましたが、Firefox 121 がリリースされたことで Nightly のバージョンが上がったので実際には Firefox 123 でサポートされるのかなと思います。いずれにしても Intl.Segmenter がクロスブラウザで使えるようになる日は近いと言えるでしょう。

(2024 年 1 月 24 日)追記:Intl.Segmenter は Nightly(Preview)には実装されているものの、Firefox 123 には実装されていないようです。Nightly だけに実装された機能はいつ正式に導入されるのでしょうかね。

  • Firefox 122 - 2024 年 1 月 23 日リリース予定
  • Firefox 123 - 2024 年 2 月 20 日リリース予定

さいごに

今日の記事はネタがないのでちょっと短めでした。明日はネタがないので記事すらあるのか分かりません。2023 年の MDN 翻訳 Advent Calendar の行方は一体どうなるのか。乞うご期待。

面白いネタがあるといいのですが、考えても考えても思いつきません。明日の記事は一体どうすればいいのでしょうか。

おわり。

5
1
5

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
5
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?