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僕の考えた最強の Ubuntu 22.04 サーバ構築手順書

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はじめに

こんにちは。debiru です。

みなさんは個人用の Web サーバを持っていたりしますか?個人用のドメイン名を登録すると同時に、自由に使える Web サーバを持っていると何かと便利ですよね。もちろん費用はかかってしまいますが、私の場合は 1G のさくら VPS を利用しているので、ドメイン名を合わせても年間 1 万円程度で済みます。

私は昔から「さくらの VPS」を使って個人用サーバを用意しています。確か Ubuntu 12.04 時代から Ubuntu を使ってサーバ構築をしていた気がします。そんな私が、今回 2023 年 12 月にサーバの定期的な見直しを行うため、サーバ構築手順書をアップデートしたのでなんとなく公開しておこうかなと思います。

構築したサーバでできること

サーバで提供される機能一覧

詳しくは手順書の方にも掲載しているのでそちらをご覧いただければと思いますが、特に以下のような機能を持った Web サーバを構築できます。

  • VirtualHost を用いた動的なドキュメントルート設定により、ディレクトリを作成するだけでサブドメインに対応した URL でアクセスできる Web ページを公開できる。
  • この Web サーバ一つで、複数のドメイン名(サブドメインに限らない)に対する HTTPS リクエストを受け付けることができる。
  • Let's Encrypt と tinydns を組み合わせて DNS-01 チャレンジによるドメイン名認証を行うため、ワイルドカード証明書の発行を自動化できる。
  • Postfix の Aliases 機能を使って、登録した独自のドメイン名でメールの受信(メール転送による受信)ができる。

サーバ構築手順書

こちらで公開しています。

なお、2024 年 5 月頃に Ubuntu 24.04 での構築手順書にアップデート予定です。

さいごに

この手順書について指摘やご意見がございましたらぜひコメント欄等でご教示ください。

ちなみに私はドメイン名の登録は Amazon Route 53 で行っています。com/net/org は安いですが jp ドメイン名は高いので、jp ドメイン名を使いたい場合は別のドメインレジストラなりドメインリセラーを利用したほうがよいかもしれません。

dig lavoscore.org txt @ns-383.awsdns-47.com +norec
lavoscore.org.		60	IN	TXT	"Don't say propagation except zone-transfer context."
lavoscore.org.		60	IN	TXT	"v=spf1 +mx -all"

というわけで、サーバ構築手順書についてでした。

それではまた。

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