codeium
AIによってコード補完、コード生成、チャット機能を提供するサービス。
VS Codeなど各種IDEで利用できる。
選定理由
私の勤めている企業が所謂オレオレフレームワークを利用しているため、オレオレフレームワークを理解してもらわないとコード補完、チャット機能が使い物にならない。
codeiumにはコンテキスト（RAGみたいなもの）があり、IDEで開いているファイルや開いていないプロジェクトのファイルの情報を元にコード補完、チャットを行ってくれるため、オレオレフレームワークを考慮した結果を返してくれるためcodeiumを選択しました。
使用感
チャット機能がなかなかに素晴らしいです。オレオレフレームワークのクラス、メソッド、引数の説明などをかなりのレベルで返してくれます。それ以外にも神クラスを読み解くのに役立ったり使用価値が高いです。
コード補完は個人的にはそこそこ使えるかな止まりでした。タイピングする手間が省けるかなくらい。
固定コンテキスト、カスタムチャットをより利用したら、もう少し使用感良くなりそうなので、今後の課題です。
コード以外の使い道
プロジェクトの仕様が書かれたテキストファイルを固定コンテキストに設定することで、チャット機能でコードの説明と仕様の説明両方できないかなと思い試してみましたが、上手くいかなかったです（設定が悪かっただけかも？）。どのみち固定コンテキストに設定してしまうとコード補完にも影響が出そうなので、ドキュメントの管理は別のチャットAIを利用した方が良いかも。
データの取り扱い
無料プランの場合、チャット機能でデータ収集がされるみたいです。（2024年10月7日）
無料プランの場合でも、設定でデータ収集不可にできるのですが、チャット機能が使用不可になります。データ収集を防ぎたい場合は有料プランをおすすめします。
How does Codeium Chat work?
Codeium Chat seamlessly integrates the powers of open-ended conversation with IDE context. Besides allowing familiar interactions like those with ChatGPT, users can use smart suggestions to perform common actions such as adding documentation to functions or refactoring code. Under the hood, Codeium Chat has a variety of models to choose from. There is our Base Model (Llama 3.1 70B based, fine-tuned in house), Codeium Premier (Llama 3.1 405B based, fine-tuned in house), as well as OpenAI's GPT-4o and Anthropic's Claude 3.5 Sonnet. For paying SaaS and Hybrid users, we are able to promise zero data retention for Chat (contact us for more information about paid SaaS plans), but because of this usage of Open AI, we can only enable it for free tier users that have code snippet telemetry enabled since we cannot guarantee how OpenAI stores and uses telemetry data. For self-hosted enterprise customers, we are able to provide Chat via our own Chat models, as well as provide optionality to integrate with private endpoints of leading model API providers.