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プログラミング初心者のために簡単用語説明

Last updated at Posted at 2020-03-09

こんにちは @dd0125 です。

プログラミング初心者がつまづくポイントとして、

ワタシはレベル1のエンジニアです。○○のことが知りたいんです

ってきくと、ある程度できるエンジニアがいきなり

これは□□なところがあって、さらにこういうこともあって、でもたまにあーいうこともあって、でもあまりおすすめはしないよ

みたいに説明されることがあります。

初心者の人は Lv1 で説明を受けた際にも許容量が限られている段階です。
なのに Lv10 のことを伝えたりすると、ほぼほぼが理解できずに右から左へ受け流され、
少しだけかろうじて握った砂のような知識が得られ、かなりの疲労を伴ってしまいます。

階段は1段ずつ登っていくのが一番速いです。

なので、もっとシンプルに簡単に伝わるような説明が実は一番効果的だったりします。

・できるだけシステム用語じゃない普段の日本語
・プログラム言語の種類によらない概念の説明
・プログラム言語によって内容はほぼ同じなのに名前が違うものをわかるようにする

そんな説明をしたいって思って、キーボードを手に取りました(?)

基礎用語

プログラム言語

パソコンをはじめとした、あらゆるコンピューターを動かすために書く基本的には英語のような文章です。
書いたあとコンピューターによって内部的には 1 と 0 の状態に変換してますが、
それでは人間がわからないので英語のような文章で書けるようになっています。

コンパイル言語

プログラム言語の種類。
先に 1 と 0 のようなコンピュータしか解釈できないものに変換しておいてから、変換したものを実行します。
速い。毎回コンパイルしないといけない。
C#, Java とかがそうです。

インタプリタ言語

プログラム言語の種類。
1 と 0 のような変換を実行しながらやってくれます。
速くない。書くだけで動く。
Ruby, PHP, Python とかがそうです。

トランスパイル言語

その言語自体で何かが動作するわけではないです。
その言語で書いた後に何かで処理することで、
動く言語に 変換 します。
TypeScript → JavaScript, Scss → css などがそうです。

プログラム言語基礎

変数関連

変数

ものをいれる箱。
中身は文字とか数値とか
もっと色々集まった塊(オブジェクトと言われます)の場合もあります。

配列・Array

変数の形の1つです。
1つだけを保存するのではなく、複数を一気に扱えるものです。
文字を複数や、数値を複数などで一気に扱うことができます。

ハッシュ・マップ・KeyValue

言語によってはオブジェクトっていう場合もあります。
配列と同じで複数を一気に扱えます。
鍵の変数と値の組み合わせで動きます。
例えば、鍵に 田中さん 、値に 東京 といれることで、
田中さん の情報ください。取得した結果、 東京 ってことになります。
逆に鍵に 鈴木さん 、値を 大阪 っていれることもできます。

定数

変数と同じようなものだけども一回設定した後、変更できないものです。

変数などの形の種類です。
この変数は文字ですよとか、これは数値ですよとかを表す時に使います。

クラス

変数と関数を集めた を自分で作れると理解すれば良いかと思います。

関数関連

関数・メソッド

コードの集まりで名前をつけておいておくと、他の場所から呼んで使うことができます。
何度も使えます。
メソッドと同じ意味です。厳密には違うかもってあるかもだけど一緒の理解でいいです。

引数

関数にわたす変数です。
関数さんに1を渡したら関数の中で処理をしてくれる。みたいな使い方です。

戻り値

返り値という場合もあります。
関数を呼んだ後に返ってくる変数の中身です。
基本的には return 変数 と書くことで値が戻ってきます。

スコープ

private とか public とかが変数や関数やクラスの前に書いてあるものです。
どこまでの範囲まで見せるかアクセスできるかをあらわします。

条件分岐 命令文

if文

もし○○なら△△すると条件によって違うことをします

else if文

if文を通り抜けたあとにたどり着く if文です。
if文で A ならば?ってきいたあとに更に B ならば?って聞きたい時に使います。
if文に対して、指定せずに省略することもできます。

else文

if も else if も条件に合わなかった場合に動きます。
if文に対して、指定せずに省略することもできます。

switch文, case文, select文

if文の条件分岐の仕方が違うバージョンって覚えておけばいいです。
A が1の場合、2の場合、3の場合ってたくさんの選択肢で書けたりします。
switch文でできることは if文でもできます。

繰り返し 命令文

for文

繰り返す処理です。最初が1から始まって10回繰り返すなどで利用します。

while文

何度も繰り返す処理です。while文に書く条件は継続条件といって、その条件を満たし続ける限り動きます。
Aが赤の場合 って while があると A が赤である限り、ずっと動きます。
for文でも同じことはできます。

until文

プログラム言語によってはたまにあります。
while文と同じですが、条件が継続条件の逆の終了条件です。 while の逆って思っておけば良いです。
for文でも同じことはできます。

continue文

繰り返し文の中で使います。
このまま処理を続けるんではなく、今回の1周をスキップして次の周にいきます。

break文

繰り返しから強制的に抜けます。
switch文から抜ける時にも使えたりします。
繰り返し処理から抜けるって覚えておけばよいです。

まとめ

解説していないことは山程ありますが、
あくまで最初の1段目と思って概念を紹介してみました。

重要な知識はたくさんあるんですが、適切に階段を1段ずつ登らないと、登ったり下ったりで苦労することになります。

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