磨くのではない
自分は近年、虫歯にならなくなった。
それは歯磨きの仕方を変えた。
正確には歯磨きをやめて、 歯払い(はばらい) をするようになった。
歯払いなんて言葉は作った言葉ではある。
歯磨きという言葉から歯を磨く、ゴシゴシしないといけないっていう気がするが、
歯医者さんに聞くと、歯の間に挟まったゴミを掻き出すことが重要らしい。
では、ほうきの掃除のように、ゴミを払い出すことが重要ってことがわかった時に、
歯の掃除のやり方が変わった。
磨くのではなく、歯の中に挟まったゴミがない状態にする。
力をいれず、隅の掃除をちゃんとする。
歯の奥歯、右側、左側まで2回に分けて、水を含み、クチュクチュと洗い流す。
名前とは
歯磨きという名前にするから、磨くことが重要だと勘違いしてしまうのである。
名前の付け方はとても大事。
つまりは、変数名、関数名、ファイル名はちゃんと意味のある名前をつけようってことである。
実例
簡易的なコードで実例を示します。
歯磨き
class HamigakiManager {
polish(){
// しかし、実態は磨いていない
}
}
polish は 研磨 という意味。
polish だから研磨しているのではと思ってしまう。
でも実態は clean up (掃除)なのである。
つまりは、
歯払い
class HabaraiManager {
cleanUp(){
// 名前どおり、 clean up (掃除) をしている
}
}
とした方が、意味が通り、理解が簡単になるのである。