初めてのneovimプラグイン制作

モチベーション

neovimをはじめ、様々なOSSを利用させていただいています。
ある時、 このままでいいのか。使うだけの人なってはいけないのでは。。と思い、
自分なりに何か還元できないかと思い、ひとまずneovimのプラグインを作ってみようと
思い立ちました。

プラグイン概要

github
zettelkastenを用いたタグで管理するノート管理です。(タグ周りは今後実装予定)
初期段階では、最小構成として以下の機能を実装しました。

• ;nnで新規ノート作成
• ;nfでノートのディレクトリを表示

次段階で、タグ検索機能を実装します。

ノート作成

元々、obsidianで管理していたのもあって、デフォルト値をyaml形式で設定しました。

---
id: YYYYmmddhhmmss
date:  YYYYmmdd
tags: 
    - ""
---

ディレクトリ表示

telescopeと拡張機能のfile_browserを使用して、ディレクトリを表示します。

作成してみて

weztermやneovimの設定でluaは触ったことあるのですが、今回初めてちゃんとluaを書きました。
普段からアプリ開発はしているので、そんなに苦戦することはありませんでしたが、lua特有(?)の書き方はちょっと慣れが必要でした。

local M = {
  config = {
    vault = "$HOME/.config/note/",
    keymap = {
      new_file = ";nn",
      fazzy = ";nf"
    }
  }
}

local function create_new_file()
  local path = file.create_new_note_file(M.config.vault)
  file.open_new_file(path)
end

local function open_fazzy()
  fazzy.open_note_filer(M.config.vault)
end

function M.setup(config)
  if config ~= nil then
    M.config = vim.tbl_deep_extend('force', M.config, config)
  end

  vim.keymap.set("n", M.config.keymap.fazzy, function() open_fazzy() end)
  vim.keymap.set("n", M.config.keymap.new_file, function() create_new_file() end)
end

return M

Mは、モジュールというみたいですね。
JSのオブジェクトや、PHPの連想配列みたいなものだと思えば、受け入れ難いことはありませんでした。

今回、とりあえず作ってみた状態なので、luaについてまだまだ潜る必要がありますね。