#####はじめに
別ファイルにあるユーザー定義関数をライブラリのように実行ファイルの位置等に関係なくimportすることを目的としています。
Windows環境を対象にしていますが環境変数の設定方法以外は共通かと思います。

#####参考

#####作業環境
Windows10
Python-3.9.4

#####手順1
関数をまとめておくディレクトリとファイルを任意の場所に作成。ファイルに関数を書きこむ(これは後でもいい)。
以下では下記のpathにディレクトリ:mypackageとファイル:function.pyを作った例で記載します。
C:\Users\XXX\mypackage\function.py

(例)function.py

import pickle

def pickle_dump(obj, path):
  with open(path, mode='wb') as f:
    pickle.dump(obj,f)
def pickle_load(path):
  with open(path, mode='rb') as f:
    data = pickle.load(f)
    return data

例の関数は私がファイルの保存と読み込みに重宝しているもので下記記事から引用しています。

#####手順2
環境変数に"PYTHONPATH"を追加しmypackageまでの絶対pathC:\Users\XXX\mypackageを登録する。

環境変数の設定方法(Windows10)
コントロールパネル>システムとセキュリティ>システム>システムの詳細設定>環境変数>"username"のユーザー環境変数>新規
変数名 : PYTHONPATH
変数値 : C:\Users\XXX\mypackage (変数値は一例)

以上で設定は完了。

#####使い方

function.pyのpickle_dumpを呼び出す場合

from function import pickle_dump

pickle_dump(hoge,'./hogehoge.pickle')

以上です。