はじめに
GEOコーディングは、住所データを緯度経度に変換して地図上にピンを表示することができる機能で、MotionBoard GEO Codingオプションというライセンスを持っている場合のみ使用可能です。
ここでは簡単にGEOコーディングの設定の流れを紹介します。
補足
本記事の内容・キャプチャ等はMotionBoard Ver.6.3のものです。
詳細はMotionBoard Ver.6.3公式マニュアル>GEOアイテムの作成を参照してください。
地図データ、道路情報データのインストール
GEOアイテムで使用するデータがインストールされているか確認します(MotionBoardのインストールディレクトリに「geo」というフォルダがあればインストールされているはずです)。
もしインストールしていない場合は、インストーラから追加でインストールが可能です。
また、より詳細なレベルの地図データが必要な場合はマニュアルの「GEOアイテム用のデータを準備する」を参照して対応してください。
ライセンスのアクティベーション
冒頭で述べた通りGEOコーディングを使用するにはGEO Codingオプションというライセンスが必要です。事前に必ずアクティベーションキーをアクティベーションしてください。
MotionBoard Ver.6.3公式マニュアル>アクティベーション
住所データの準備
GEOコーディングで緯度経度に変換したい住所のデータを用意します。
なお、緯度経度に変換できるデータは日本国内の住所です。
今回はExcelでサンプルデータを用意しました。
Excelをアップロードと専用データソース作成
MotionBoardで新規ボードを作成して編集モードにして、画面上部のボードメニューから「管理>共有アイテム管理」を開きCSV/ExcelにExcelファイルをアップロードします。
アップロードしたExcelを元に専用データソースを作成します。
GEOアイテムの作成
画面下部のエディタメニューから「GEO」をクリックしてレイアウトに挿入します。
さきほどExcelから作成した専用データソースを選択し、GEOコーディングを選びます。
利用データタイプから明細データを選び、住所の項目を「住所1」に、名称にあたる項目を「表示名」に設定します。
「詳細設定」タブを開き、マップスタイルから「Mapion(Japan)」「MapFan(Japan)」などを選びます。
下部の「ズーム設定」タブを開き、フォーカスの「データ読み込み時に全データが収まるようにフォーカスする」のチェックを外します。