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【MotionBoard】データソース(テーブル)の結合方法と結合条件の設定

Last updated at Posted at 2023-01-16

はじめに

MotionBoardではチャートのデータソースとして複数のデータソース(テーブル)を結合して1つのデータソースのように扱うことができます。
(ウイングアーク1st社の公式マニュアル上では結合データソースという呼び方をしているようです。)
この記事では、データソース(テーブル)の結合方法と結合条件について説明します。
なお、画面キャプチャはバージョン6.0のものですが、他のバージョンでも基本的には共通していると思います(細かい部分で違いがあったらすみません)。

データソースの結合方法

データソースエディタ画面の[データソース選択]から、DS1・DS2・DS3...タブに、結合したいデータソース(テーブル)をセットします。※タブは「+」ボタンをクリックすると更に増やせます
image.png
データソースエディタ画面で、行項目・列項目・集計項目に項目をセットします。
DS1のデータソース(テーブル)を基準として、行項目・列項目にセットした項目が結合キーとなり、選択した結合条件に従いDS1~DS3...のデータが結合され、集計項目にセットした項目で集計されます。
image.png

補足
・[項目一覧]の項目はデータソース(テーブル)ごとに異なる文字色で表示されます(上記例では黒字がDS1、赤字がDS2、緑字がDS3の項目です)。
・「DS2以降にDS1と同じ名前の集計項目があれば合計する」にチェックを入れると同名の集計項目の値が合算されます。
・結合キーとして各データソース(テーブル)に同一名称の項目が必要です。
もし名称がテーブルごとに微妙に異なって一致しない場合は、項目の別名にDS1と同様の名称を設定することで結合キーとして認識されます。
image.png

結合条件

MotionBoardのデータソース(テーブル)結合条件には、下記の4種類があります。
データソースエディタの[結合条件]のプルダウンから指定します。

① 左外部結合
② 内部結合
③ 完全外部結合
④ 完全内部結合
image.png

① 左外部結合

DS1の全データと、DS2以降の結合キー(行・列項目)で結合されたデータが表示されます。
例えば下記3つのデータソース(テーブル)を左外部結合すると、
image.png
チャートは下記のように表示されます。
image.png

「DS2以降にDS1と同じ名前の集計項目があれば合計する」にチェックを入れておくことで、東北支店の予算がDS1の"100"とDS3の"300"が合算されて"400"になります。

② 内部結合

DS1と、DS2以降の各データソース(テーブル)間で結合キー(行・列項目)で結合されるデータが表示されます。
例えば下記3つのデータソース(テーブル)を内部結合すると、
image.png
チャートは下記のように表示されます。
image.png

③ 完全外部結合

全データソース(テーブル)の全データが表示されます。
例えば下記3つのデータソース(テーブル)を内部結合すると、
image.png
チャートは下記のように表示されます。
image.png

④ 完全内部結合

全データソース(テーブル)を通じて結合キー(行・列項目)で結合されるデータのみが表示されます。
例えば下記3つのデータソース(テーブル)を内部結合すると、
image.png
チャートは下記のように表示されます。
image.png

以上となります。
結合データソース、チャート作成のお役に立てたら幸いです。

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