#はじめに
Node.jsアプリケーションからODBCでSQL Server、Oracle、DB2、Postgres、MongoDBなどのDBや、Salesforce、Eloqua、Oracle Sales Cloud、Oracle Service CloudなどのSaaSアプリケーションに接続する必要性があるならば、DataDirect ODBCドライバを利用すると楽勝です。
この記事では、DataDirect ODBC ドライバを使用して Node.js から Oracle データベースに接続してみます。
#事前準備
Node.js
#DataDirect Oracle ODBC ドライバのダウンロード&インストール
1,ここからOracleデータベース用の64ビットODBCドライバをダウンロードします。
2,パッケージを展開し、インストーラーを実行してODBCドライバをインストールします。
3,ODBC Administrator(64ビット)を開き、新しいデータソースを追加するには、[追加]をクリックします。
4,ドライバに「DataDirect 8.0 Oracle Wire Protocol」を選択します。
5,ここで、ホスト名、ポート、SID/サービス名などの接続情報を入力し、Test Connectをクリックして接続の詳細を確認します。
#Node.js ODBC パッケージのインストール
1,Node.jsでODBCドライバを使用するために、node-odbcパッケージをインストールします。
2,以下を実行し、パッケージをインストールします。
npm i odbc
#Node.jsよりOralceに接続
1,以下はDataDirect ODBC ドライバを使用してOracle に接続し、テーブルにクエリを実行するサンプル コードです。
var db = require('odbc')()
, cn = "Dsn=Oracle;UID=saikrishnabobba;PWD=<password>;"
//open the connection
db.open(cn, function (err) {
if (err) {
return console.log(err);
}
// Run a sample query
db.query("select * from COUNTRIES", function (err, rows, moreResultSets) {
if (err) {
return console.log(err);
}
console.log(rows);
});
});
2,DSN、ユーザー名、パスワード、クエリを要件に応じて変更してください。上記のコードを実行すると、テーブルのデータをコンソールに出力します。
簡単ですね!
他のRBD、SaaS、NoSQLも手順は同様です。適切なデータソース用の DataDirect ODBC ドライバで、お好みのデータソースに接続できます。