Hubotとは、GitHub社が開発したチャット専用ボットのフレームワークです。
Node.jsとcoffee-scriptとredisで構成されていて、ボットとしての受け答えをcoffee-scriptで簡単に追加することができます。これをここではHubot-scriptと呼ぶことにします。
今回は、資料が今ひとつ少ないhubot-scriptの学び方と、簡単な受け答えの仕組みをご紹介します。
スクリプトのお手本
hubot-scriptに大量にお手本となるコードがあるので、時間がある人はまずはこれらを端から試すのがいいと思います。
時間がない人向けの基本
挨拶したい
おはようといえばやっほーと答えるscriptを紹介します。
hello.coffee
module.exports = (robot) ->
robot.hear /おはよう/, (msg) ->
msg.send "やっほー"
最初の行は決まり文句です。robotというインスタンスがhubot本体になります。
Hubotはチャット上の発言を一つずつ見ています。その中で、おはようという文字列を見つけたら登録している関数が実行されます。
ここでは、やっほーというメッセージを返す処理が登録されているので、おはように対してやっほーが帰ります。
ね、簡単でしょ?