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【BI】PowerBIとTableauの違い

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■ 前提

・本記事は、個人的主観に基づくものであること
・PBI歴1年→Tableau歴3ヶ月での所感
・今回は”Tableau”と”PowerBI(以降、PBIと称する)”の2つを比較する
・シグマやLookerといった他のBIツールについては触れない
・コストの比較はしない

上記を踏まえ、違いは何かを述べていく

■ ”使い勝手の良さ”はTableau

Tableauの使い勝手が良いと感じた点は、以下の通り。
 1)UIデザイン
 2)サポート
上記理由については、これから述べていく。


1) UIデザイン

▶︎ Tableau
Tableauの基本画面構成は、Tableauを使ったことがない人にも馴染みやすいデザインになっている。それは画面左側にボタン配置、中央画面にレポート作成といったレイアウトだからだ。

至ってよく見かけるレイアウトだが、この普通感こそが直感的操作を可能とし、操作性において重要なポイントの1つである。

また、グラフ作成時にデータ集計方法を設定する作業においても
Tableauでは、迷うことなく操作ができる。
例:日付をどの粒度に設定するか、対象となるデータをペインに置いてから考えることができる。

とにかく、Tableauは使い手に寄り添った造り込みになっていると言うことをお伝えしたい。

▶︎ PowerBI
PowerBIの基本画面構成はどうだろうか。
グラフ作成を例に考えると
レポートビューをメインで作業するとして
グラフの基となるデータは右側に配置されている。
目線が左に行ったり、右に行ったりすることになり,個人的にはこれが結構疲れる。

その点、Tableauは基本的に左側に配置してあるため
ストレスフリーで作業がスムーズに進行して捗る。

2) サポート

日頃ツールを使う上で、自分で解決できない問題に直面することはよくある。
どうやったら解決出来るかを思案することは大切だと思うが
納期が短い場合はそんなことも言っていられない。

▶︎ Tableau
Tableauの場合、アクティブユーザーが多く、またコミュニティ活動が盛んである。

インターネットでTableauを検索すれば、記事が多くヒットする。
手探りの状態で課題解決するより、類似事例を参考に取り組む方が遥かに効果的だ。
仮に類似事例が検索してもヒットしない場合は、思い切ってコミュニティに質問することもできる。Tableauユーザーは助け合い精神を持つ方が多い。困った時はきっと助けてくれるでしょう。

▶︎ PowerBI
PowerBIの場合、インターネットで検索すると多くの記事がヒットするが
MSLearnであることが多い。
元が英語の記事のため、機会的な和訳による解説が多く不親切だと感じる場面もある。

英語が得意な方ならフィットするかもしれないが
そうではない方には少し物足りないと感じることがあると思われる。

■ データのクレンジングは、強いていうならPowerBI

BIツールでデータの可視化を行うために
基となるデータのETLはほとんどの場合発生すると思う。
結論を述べると、使用にあたって両者に大きく差異は感じなかった。
少しだけ感じた点を述べていく。

▶︎ Tableau
TableauにはTableau Prep Builderというツールがあり
データのETL(結合、変換、格納)といった操作を行える。
ノーコードで扱えるため、初学者にも優しい。

後述するが、PowerBIからBIツールを扱い始めた自分にとって
ETLツールを都度開く手間に少し煩わしさを感じた。

▶︎ PowerBI
PowerBIでは、PowerQueryでETLを行う。
EXCELに近いレイアウトなので、操作に迷うことは少ない。
ただ、”M言語”と呼ばれるコードを使う必要があり、人によってはクセがあると感じる人もいるかもしれない。

TableauPrepBuilderと異なるのは、PowerBIでデータを取り込むときに同時にツールが立ち上がる点だ。
データの可視化において、ETLはほぼ発生するので同時に立ち上げるのは助かる。
個人的にその点でTableauより若干PowerBIの方が使っていて便利だと感じた。

■ 終わりに

ここまで述べて内容は、一個人の主観的意見であり
今後、考え方が変わることもあると思う。
コストに関しても気になるところだと思うので、別の機会に記事として紹介できるよう勉強する。

■ 振り返り(この記事を書いての学び・気づき)

・図や例を交えた方が、読み手に分かりやすい(理解度が異なる)
・記事を書くにあたり、改めて自分の中で向かい合うため
本当に理解できているのか、何となく理解していることを整理する機会になった。
・文章が長くなって、かえって分かりづらい内容になった。
もっと簡素にまとめることが今後Qiitaを続けていく上で磨いていく必要がある。

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