0
3

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

「exiftool」で画像データのEXIF情報を抽出 #コマンドライン

Posted at

デジタル画像には、撮影時の様々な情報が埋め込まれていることをご存知ですか?その中でも、Exif(Exchangeable image file format)情報は、画像に関する詳細なメタデータを含んでいます。この記事では、コマンドラインツール「exiftool」を使用して画像データからExif情報を抽出する方法について解説します。

exiftoolとは

「exiftool」は、Phil Harvey氏によって開発されたコマンドラインツールで、様々なファイルフォーマットのメタデータを取得・編集することができます。特に、写真や画像ファイルのExif情報を詳細に扱うことが得意です。

exiftoolのインストール

まず初めに、「exiftool」をインストールします。以下は、一般的なパッケージマネージャーを使用する場合の例です。

# Linux(Debian/Ubuntu)
sudo apt-get install libimage-exiftool-perl

# macOS
brew install exiftool

# Windows
# 公式サイト(https://exiftool.org/)からダウンロードしてインストール

画像データのEXIF情報抽出手順

では、具体的な手順を見ていきましょう。

1. コマンドラインでexiftoolを実行

以下のようにコマンドを入力することで、対象の画像からExif情報を抽出できます。

exiftool 画像ファイルのパス

2. 出力結果の確認

実行後、コマンドラインにExif情報が詳細に表示されます。以下は、一例です。

ExifTool Version Number         : 12.30
File Name                       : example.jpg
Directory                       : /path/to/image
File Size                       : 56 kB
...

3. 特定の情報だけを抽出する

必要な情報だけを取り出すこともできます。たとえば、以下のようにコマンドを変更することで、特定の項目のみを表示できます。

exiftool -DateTimeOriginal -GPSLatitude -GPSLongitude 画像ファイルのパス

これにより、撮影日時や位置情報など、必要な情報を取得できます。

まとめ

「exiftool」を使用すると、画像に埋め込まれた豊富なExif情報をコマンドラインから手軽に抽出できます。写真の整理や調査、編集作業など、さまざまな用途で活用できる便利なツールです。ぜひ、お好みのコマンドを試してみてください。

0
3
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
3

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?