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Slackクソデカ絵文字の作り方

Last updated at Posted at 2024-01-07

はじめに

Slackクソデカ絵文字を作るの、大変ですよね。

Slackクソデカ絵文字とは

複数の絵文字を使用して作成した1つの絵文字。
イラスト/画像を分割して登録することで、使用することができるよ。
例えばこんなの↓
スクリーンショット 2024-01-07 21.16.08.png

参考までに、クソデカ絵文字を作る手順としては、

  1. 画像を用意する。(縦横比が整数となるサイズがベター)
  2. 画像を正方形のブロックに分割する。
  3. 分割した画像に命名して保存する。
  4. Slackに登録、使用する。

ですが、画像をより細分化したい時に2, 3の手順がかなり厄介なんですよね。

そこで特に骨の折れる手順2, 3を簡略化することで、クソデカ絵文字を気軽に作れるサイト「Slack Emoji Splitter」を作ってみました。

さっそく使い方から説明を。

使い方

画像は自由に用意してください。

Slack Emoji Splitter

create.png

  1. ①: 使用する画像をドラッグ&ドロップ、もしくはクリック・ファイル選択してアップロード
    今回は縦横比が1:2の画像を使用する。

  2. ②③:右側のプレビューを見ながら、縦横の分割数を設定
    「Horizontal Parts」が横方向、「Vertical Parts」が縦方向の分割数を指しており、1-18個に分割できる。今回の画像は縦横比が1:2なので、横:14個・縦:7個に分割する。

    分割後の1絵文字が128*128ピクセルの正方形になるようにリサイズされる。

  3. ④: 絵文字の名前を設定
    Slackに登録される絵文字の先頭の名前を設定する。

    分割数 絵文字名
    横:1・縦:1 {名前}
    横:複・縦:1 {名前}-{列番号}
    横:1・縦:複 {名前}-{行番号}
    横:複・縦:複 {名前}-{列番号}-{行番号}}

    Slackに複数の絵文字を一括登録する場合、画像名が絵文字名となるので、入力した名前で画像が生成される。

  4. ⑤: ダウンロード
    ZIPファイルで画像をダウンロードする。

登録

Slackには一括で絵文字を登録しちゃいましょう。

こちらのnoteを参考にさせていただきました。↓

手順は

  1. Chrome拡張機能インストール
    https://chromewebstore.google.com/detail/neutral-face-emoji-tools/anchoacphlfbdomdlomnbbfhcmcdmjej?hl=ja

  2. Slackワークスペースの「カスタマイズ/絵文字」を開く

    https://{ワークスペースのURL}/customize/emoji
    
  3. 表示されている拡張機能のボックスに、解凍したフォルダをそのままドラッグ&ドロップ
    自動的にアップロード/登録処理が走る。絵文字名は画像名が適用される。

使ってみる

command.png
使うには左下「Emoji Command」をコピペするだけ!

こんな感じで表示されます。行間は閉じるのでモウマンタイ。
スクリーンショット 2024-01-07 22.11.26.png

※登録してもすぐには使用できない場合もあるので、コーヒーでも飲んで休憩タイム。理由は謎。

使用技術

SvelteKitでキャンバスAPI使用してサイトを構築して、Cloudflare Pagesにデプロイ・ホスティングしているだけです。

SvelteKitは「コードがシンプル・超リアクティブ・仮想DOMを使用しないので早い」などの特徴があります。

Cloudflare Pagesは「安い・エッジサーバに配置されるので早い」などの特徴があります。

つまり「SvelteKit + Cloudflare Pages」の組み合わせは「美味い早い安い」のITエンジニアにとっての吉野家みたいなものでしょうか。

ちなみにSvelteKitで構築したサイトをCloudflare Pagesにデプロイするにあたり、adapterを設定する必要がありますが、ライブラリインストールして少し設定をイジるだけなので開発者体験も最高です。

以上

スクリーンショット 2024-01-07 23.20.43.png
※324個の絵文字を使用

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