趣旨
Ordiswap APIを利用しようとドキュメントもきちんと読まずに適当に書いてあるコマンド打ってエラーの解決方法探していたら、いつの間にかBitcoin Coreをダウンロードしてブロックチェーンのシンクロが始まっていました(笑)
せっかくなので備忘録としてここに記録しておきます。
ARM系のRaspberry Piを利用しました。
このコマンドでARM系だと判明したので、ファイル名がARM用になっています。
uname -m
実行したコマンド
まずはシステムのアップデートとアップグレードを行います
sudo apt update && sudo apt upgrade
必要なライブラリをインストールします。
sudo apt install build-essential libtool autotools-dev automake pkg-config libssl-dev libevent-dev bsdmainutils
現時点(2024年1月)で最新版のBitcoin Coreをダウンロードします。
wget https://bitcoincore.org/bin/bitcoin-core-26.0/bitcoin-26.0-arm-linux-gnueabihf.tar.gz
ダウンロードした圧縮ファイルを解凍します。
tar -xzf bitcoin-26.0-arm-linux-gnueabihf.tar.gz
コンパイルしてインストールします。
cd bitcoin-26.0
cd bin
./bitcoind
make
sudo make install
あとは自動でビットコインのブロックチェーンの同期が始まります。
2024年1月時点でビットコインのブロックチェーンのサイズは618GBなので、SSDなしのラズパイ程度では到底同期すらできません。
私は即中断しました。
他のノードと接続できてるか気になる場合は以下のWebサイトで確認できます。
https://bitnodes.io/
テストネットでもう一度トライ
ディレクトリを削除してもう一度解凍します。
テストネット版でBitcoin Coreを起動します。
cd bitcoin-26.0
cd bin
./bitcoind -testnet
Configファイルを編集します。
cd ~/.bitcoin/
nano bitcoin.conf
中に以下の内容を書き込みます。
testnet=1
rpcuser=****
rpcpassword=****
リスタートします。
cd ..
cd bitcoin-26.0
cd bin
./bitcoind -testnet
動くか確認します。
./bitcoin-cli -testnet -rpcuser=**** -rpcpassword=**** getinfo
テストネットでもブロックチェーンのサイズは30GBほどあって私の低スペックなラズパイと低容量のSDカードでは動かせませんでした。
今度別のデバイスと容量のでかいSDカードで試してみます。