趣旨
Bitcoinプロトコルを学ぶにあたってマイニングプロセスを避けて通ることはできないのでNerdMinerという簡易版の学習用ツールを買ってセットアップしてみました。例の如く記憶力が悪い僕はすぐに忘れてしまうので備忘録として残しておきます。
日本語での解説は多分ないですし英語の方がわかりやすいのでガイドを見ても分かりづらかった、あるいは探しづらかった部分だけを抜粋していきます。
セットアップガイド
どちらか片方を見るだけで多分良いですが、僕は全部読むのが面倒だったので両方見て目がつくところを抜粋してセットアップしました。
ファームウェアのFlash
https://github.com/BitMaker-hub/NerdMiner_v2 からZIPファイル形式でファームウェアのコードをダウンロードしてPCに保管します。
ファームウェアとは、電子機器の基本的な機能を制御するためのソフトウェアです。このソフトウェアは、機器のハードウェアに直接インストールされ、その機器が正しく動作するために必要な指示やプログラムを提供します。ファームウェアは通常、ROM(Read-Only Memory)やフラッシュメモリなどの非揮発性メモリに格納されていて、電源が切れても消えることはありません。
ESP32にファームウェアをFlashしないといけないのですが、Webブラウザ上で完結します。僕はガイドの通りここを使いました。
USB接続でNerMinerをPCに繋いでデバイス認識をさせたらZIPファイルを解凍して中のbinフォルダの該当するデバイスを選んで以下の4つのファイルをWebブラウザ上でFlasherにセットします。
FLashアドレスは以下の通りに変更する必要があり、ファームウェアのバージョンは最新のものを選んだ方がいいです。
0x0000 for 0x0000_bootloader.bin
0x8000 for 0x8000_partitions.bin
0xe000 for 0xe000_boot_app0.bin
0x10000 for 0x10000_firmware_v1.6.3.bin
Flashは以下のサイトからでもできます。
https://flasher.bitronics.store/
USBを抜いてもう一度挿せばNerdMinerが動き始めます。
動き出すとQRコード読み込みが表示されるのでそれを読み込んでAccess Pointの設定をします。
主にPoolの選択とBTCアドレスの指定をします。
Pool選択
デフォルトのままでも良いですが、メジャーなところにセットしてもおkです。
https://github.com/BitMaker-hub/NerdMiner_v2?tab=readme-ov-file
Public Pool
UmbrelのストアにあるPublic Poolを使いたい場合はアプリを開くと以下のような詳細が出てくるので、umbrel.localをPool URLにPortを2018にアドレスを自分のTaproot以外のBTCアドレスをセットします。
stratum+tcp://umbrel.local:2018
username: <your BTC address>.<worker name>, password: x
Fan取り付け参考動画