awk_基本文法

実行方法

awk 'パターン{アクション}' 処理ファイル名

パターン

1. BEGIN

ファイルを読む前に実行するブロック

2. END

ファイルを読み終わったら実行するブロック

3. パターン＋アクション

特定のパターン(または条件式)にマッチする場合に、アクションを実行。

特殊変数

表記	意味
$0	1行(レコード)。レコード単位はRSで変更可能。
$1 ～ $NF	一行をスペースまたはタブで分解し、それぞれの項目を先頭から$1,$2の順で割り当てる。最後の要素は$NFに格納。$(NF-n)で後ろからn番目。フィールド単位はFSで変更可能。
NR, FNR	NRには現在処理している通し行数が格納。FNRにはファイル単位での処理が格納。

RS(レコードセパレータ)変更

# 段落 (空行) 単位をレコードとして $0 を表示
BEGIN { RS = "" } { print $0 }

FS(フィールドセパレータ)変更

# フィールド分割を "," (カンマ) 区切り (CSV) にして $1 を表示
BEGIN { FS = "," }{ print $1 }

if文

基本形

# 偶数行は普通に出力、奇数行はNG
awk '{if(FNR%2==0){print FNR : $0}} else {print "NG"}' test.txt

and条件、or条件

and条件 → &&
or条件 →　||

## else if ``` awk '{if () {} else if {} else {}}' ```

参考にしたサイト

http://www.ie.u-ryukyu.ac.jp/~e085739/awk.quick.all.html
https://it-ojisan.tokyo/awk-if/