はじめに
最近は、YouTubeを開くとチャンネル登録してなくてもプログラミング関係の動画が出てきます。Twitterも同様です。なかなかの激論が飛び交い、さすが活発なネット業界だなと思います。
先日出した初めて記事にも書きましたが、プログラミング学習やフリーランスWebエンジニアになるためのノウハウなどは、YouTubeを軸に勉強していきます。
毎日のようにたくさんの動画を観てますが、全部まとめるのは辛いので、今週は2件ほどでまとめます。
目次
- プログラミングを高速で理解するコツ、の感想 ⇒ youtube
- 未経験からのフリーランス独立は無理じゃない、の感想 [⇒ youtube]
(https://www.youtube.com/watch?v=v14dLTT_vtA&t=4s)
*いずれもマナブさんの動画です。
1.プログラミングを高速で理解するコツ
1-1.アクティブがいいのか、パッシブがいいのか
この動画で主に語られるのは、「アクティブラーニング」についてです。これについても前回の記事にちらっと書きました。
アクティブラーニングとは
自分でテストを作ったり、サービスを作ったり、学習者が能動的に学習していく方法です。
対義語は、パッシブラーニングというらしいです。参考書を手順通り読みながら学んでいく、授業を受けるなど受動的な学習方法のことです。
動画内ではマナブさんの実体験が語られてます。最初にWord Pressで作った作品も含め3つの紹介がありました。
「試しに作ってみた」とか、「復習でやってみた」という言い方が印象的で、手探りの中、プログラミングの壁に当たっては調べて、少しずつ勉強しながら進めていったようですね。この行動力を見習いたいところです。
また、内容を見るにパッシブラーニングを否定しているわけではなく、その危険性を踏まえての勧めだと感じました。
・参考書を読み進めながらの勉強
⇒ ページを進めることが目的になりがち
・Progateなどのゲーミング性ありの勉強
⇒ レベル上げが目的になりがち など
つまり大事なのは、アクティブかパッシブかではなく、**「プログラミングを勉強する目的を見失わないこと」です。目的をもって学ぶことで学習に前向きに取り組め挫折防止に繋がる、「目的はなにか」**を常に自分に言い聞かせる意識が大切です。
ちなみに私は、参考書など順番に進めて、だいたい途中で挫折するタイプなので、アクティブラーニングスタイルで頑張っていこうと思います。
1-2.おすすめのプログラミング学習の進め方
具体的な手順についても大きく3つに分けて紹介してくれてました。
① 特定分野の知識を学ぶ
1.PHPなどなんでもいいので一度網羅的に学ぶ。
2.どんなサービスが作れるか、を考えながら作り始める。
(アクティブラーニング)
一度、網羅的に学ぶってのは、パッシブじゃない?かどうなのか怪しいですが、さすがにゼロスタートでは厳しいので、さらっと全体を見通すことで、アクティブラーニングが取り入れやすそうです。
② 学んだ知識でサービスを作る
最初はシンプルな1ページサイト(SPA:single page application)で十分。
SPAが作れる、ということも企業的なニーズが高いので十分アピールになるらしい。
実際作ったSPAを初心者でも**「恐れずに世の中に発信していくこと」**も大事で、そういった発信ルートから取引先とのマッチングが実現する可能性もあるみたいです。
③ 作品の作り方をブログで解説する
自分で作ったサイトについて、自分なりの言葉でかみ砕いて解説することで、記憶の定着率が上がるとのこと。ポイントは**「自分なりの言葉でかみ砕いて解説する」**ことなので参考書のコピペはダメ。
**アクティブに行動⇒アウトプット⇒振り返る。**この一連の流れ、勉強方法は参考にしていきたいですね。
2.未経験からのフリーランス独立は、無理じゃない
2-1.フリーランス売り上げ方程式
結論が先に出てましたが、マナブさん曰く、「ほぼ確実に苦労するが、不可能ではない」。仕事以外にもスキルアップできるから、割と最短距離かも。とのこと。
この動画で重要な言葉は、**「スキルある=稼げる、ではない。」**これだと思います。フリーランスの売り上げの目安について、以下、数式表現が非常にわかりやすかったです。
◆ フリーランス売り上げ方程式
技術力(最大10点)×営業力(最大10点)×必要性(最大10点)
=合計が高いほど、いい案件が数取れる。
必要性については、世の中の需要と供給の関係から、誰もが10点と考えて問題ないので、我々初心者が考えるべきは①と②になる。
例)
1.ベテランエンジニアで稼げない人
技術力10×営業職1×必要性10=100
2.駆け出しのエンジニアだけど割と稼げる人
技術力3×営業力5×必要性10=150
3.年収1000万以上でフリーランスエンジニアだった時のマナブさん
技術力8×営業力8×必要性10=640
最初に目指すべきは②。スキルが足らないエンジニアも営業を頑張れば、ベテランエンジニアを凌ぐ可能性も十分ある。営業、繋がりなどは重要だなーとしみじみ感じました。ブログ、Twitterなどの発信も、信頼を積み上げることは、営業力に繋がる重要なツールですね。
2-2.どうやって行動していったらいいか
スキルが足らないエンジニアでも、稼げる可能性があるのは分かりました。でも、実際のところ市場の評価はどうなの?が気になります。
これに関しては、やはり、市場に出て行動するしかありません。行動しつつ市場価値を確認していくほかなさそうです。
市場に出るとは・・・
・エージェントのサイトに登録する
・実際に企業・経営者に会って仕事を取ってくる
などです。
大体の人は、先ほど紹介した方程式による自己評価を低く見積もりがちですが、実際は市場の需要からも評価は高めに出やすいこと、これ実感することが初心者には大きな自信に繋がるのかもしれませんね。
一般的には、「基礎を勉強し、会社で経験を積むべきだ!」の意見は多いですが、会社にいては市場価値がつかみにくく、どの段階でフリーランスとして独立できるのかが判断が難しくなってきます。
どちらにせよ会社員からフリーランスになるときは、会社を辞める覚悟決めて行動しなきゃいけないので、**最初から独立に向けて動いた方が手っ取り早い。**という考えもあり、その点は非常に参考になりました。
最終目標としてフリーランスを目指す私にとっては非常に興味深い内容でした。**営業力、行動力、**自分がプログラミングを学習する中で、どこまでできそうなのか、自分自身のレベル感も掴みながら、あらゆる可能性を探っていきたいと思います。