ホストOSとゲストOSの時刻同期設定の話。確認バージョンはESXi6.7。
仮想マシン右クリック→「設定の編集」のハードウェアオプションから無効にできます。
が、以下注意点があります。
・仮想マシンをサスペンドする場合、その仮想マシンを次回レジュームするときに、ホストに合わせて時刻が同期される。
・チェックボックスがオフの場合でも、時刻が不正確になりがちないくつかの特定のイベントの後で、VMware Tools はデフォルトで仮想マシンの時刻を同期する。
・時刻は、vMotion を使用した仮想マシンの移行、スナップショットの作成、スナップショットの復旧、仮想ディスクの圧縮、または仮想マシンでVMware Tools サービスの再起動(仮想マシンの再起動を含む)を行うときに再同期される。
要はチェックボックスでは、
「仮想マシンの実行中に時刻を定期的に再同期するかどうかのみを設定できる」
ということです。
完全に同期を無効化する場合は、仮想マシンを停止し、構成パラメータに以下エントリを追加します。
tools.syncTime = "0"
time.synchronize.continue = "0"
time.synchronize.restore = "0"
time.synchronize.resume.disk = "0"
time.synchronize.shrink = "0"
time.synchronize.tools.startup = "0"
time.synchronize.tools.enable = "0"
time.synchronize.resume.host = "0"
※[構成パラメータ] を介して tools.syncTime
を追加する場合、エントリを承認して閉じた後はこのパラメータが表示されなくなりますので注意。
以上。