Linuxのファイルシステム自動マウント設定には/etc/fstabを使用しますが、
この中の記述をミスると正常に起動しなくなります。
当然、sshでも確認できなくなるのでコンソールでみてみると…
welcome to emergency mode !
歓迎すな
まずrootログインして、
mount -a
で起動時に自動マウントするデバイスにある内容を再マウントしようとすることで、どこでひっかかっているのかをみてみます。
原因が特定できたら/etc/fstabを編集します。
「default」て項目が違いますよと。
/etc/fstab内の書き方をおさらいしておくと、、
/etc/fstab
/dev/mapper/vg_data-lv_data /database ext4 defaults 0 0
1列目...デバイス名
2列目...マウントポイント
3列目...ファイルシステムタイプ
4列目...マウント時のオプション
5列目...ファイルシステムをdumpするか否かの指定
6列目...システム起動時にfsckチェックを行うか否かの指定
5,6列目の「0」はしないの設定となります。
この場合は4列目のオプションを「defaults」としなければならなかったところを「default」にしてたのが原因でした。しょーもな!
bootのファイルシステムに誤りがなくても、とにかく/etc/fstab内の記述に間違いがあるだけで強制的にこのモードに入ってしまいます。
コンソールなどでアクセスできない場合は注意です。
以上