こんにちは! bgrass株式会社CEO兼CTOのだむはです。
先日、シンプル参加者として初めて技術カンファレンスに参加したので、初めてのレポートを書いてみます!!(デブサミもこの前行ったけど登壇メインだったので!!)
どんなカンファレンスに行ったか
「Object-Oriented Conference 2024」というオブジェクト指向をテーマにした技術カンファレンスに行ってきました!
Object-Oriented Conference はオブジェクト指向をテーマに、アイデアを共有し、議論を深めることで、みなさんの知見を深めるためのイベントです。
オブジェクト指向といっても、分析設計から、現場で活かすためのプラクティスなどさまざまなテーマがあります。ソフトウェアの設計やプログラミングパラダイムの歴史について語るもよし、既存の設計手法に問題定義するのも、ネタに全振りするのもなんでもOK!です。参加者の皆様がそれぞれの新たな発見に出会えるようなイベントを目指しています。
日時:2024年3月24日(日)10:30〜18:30
開催場所:お茶の水女子大学
なんで参加したのか?
私はスタートアップの代表ではありますが、CTOも兼務しています。日々、事業を進めるのに必死で、エンジニアとして技術のキャッチアップができなくなっていく焦りと、ちょうど、当社のプロダクト「「Waveleap」のユーザーヒアリングとペルソナ設計が終わって、ゴリゴリに開発していくぞ!というフェーズになっているため、改めてエンジニアとしての自分を取り戻したかった!(あくまで私は開発しないのだけど、勉強し続けるというのは大事!)
あと、私は登壇者側では何度かカンファレンス行ったことはあるのですが、純粋な参加者としては1度も参加したことがなかったので、シンプルにいちエンジニアとして参加したかったからです!
参加したセッション
参加したセッションを紹介します!!一緒にワークショップしていただいた皆様ありがとうございました!
オブジェクトでつながるUXとシステム設計 by yumemi
最初からこちらのワークショップ狙い撃ちで参加させていただきました。冒頭でも伝えましたが、ちょうど私たちもユーザーヒアリング〜ペルソナ設計〜ブランディング〜機能設計みたいなUXに大きく関わる部分をやっていたので、タイトルの時点でとても興味を持っていました。
内容としては、ユーザーヒアリング結果を元に、オブジェクトモデリングを実施し、実際にサービスのコンセプトやサービス名まで考えていくという内容でした。隣の方とペアになって進めていくのですが、13:00〜14:40までの若干長丁場にも関わらずとっても楽しく考えることができました!あの時一緒にやっていただいた方ありがとうございました!
私たちは、「オシボン!」という推しの本をシェアすることで好きな相手とマッチングができる新感覚のマッチングサービスを作りました。
LT大会
飛び込み型のLT大会らしく、会場に名前を書くホワイトボードがありました。飛び込める人すげええええ!!と思いつつ、枠が全部埋まってたのもすげええええ!!!となりました。
職業病なのですが、やっぱり女性だと手を挙げる人少ないのかしら、ここにもジェンダーギャップありそうかも、とはいえここで手を挙げられる環境を作るのが大事だな、私たちがいつか開催するときには意識しよう。メモメモと考えるきっかけにもなりました。
LT大会自体は多種多様な方が発表されていて、すっごく面白かったです。私もいつかそこでLTやってみたい!!勇気をください!!
LT大会を楽しむ私の様子。
セッション以外での楽しみ方
セッション以外でも楽しいことがたくさんあったのでシェアします!
スポンサーブース
私は実はセッション自体はそこまで参加していなくてですね(いやいや勉強しなさい!)というところなのですが、スポンサーブースを思いっきり楽しんでいました。
今回、スタンプラリーがあって、12個のスポンサーブースに訪問してシールをもらうと、ガチャガチャが2回できて、ノベルティをもらえるというものです。なんと素晴らしく楽しい企画なんでしょうか!!
私ももちろん無事にミッションコンプリートしました。
一人参加だったので、セッション以外どうしようかな、と思ってたのですが、このスタンプラリーがあったから一人でもめちゃくちゃ楽しめました。
GMOさんのブースで遊んだ様子
スタンプラリーで当たったガチャガチャに喜ぶだむは
実際全てのブースの方とたくさんお話しさせてもらって、すごい勉強にもなったし繋がりが増えたし、大満足でした。スポンサーの皆様ありがとうございます!
懇親会
イベントが全て終了した後、懇親会にも参加しました!!最初は知らない方も多いし大丈夫かな〜なんて不安もよぎったのですが、もはや懇親会が醍醐味じゃないか!と感じるくらい、たくさんの方とお話しさせていただいて、すごく楽しい時間を過ごしました。(楽しいしか言っていない)
お話ししていただいた皆様ありがとうございます!
私は職業柄、Biz側?スタートアップ界隈?の交流会にはよく参加してるのですが、全然雰囲気が違って面白かった!エンジニアの方がプレーリーカード普及しているイメージでした。私も一応名刺持って行ったのですが、みんなプレーリーカード出してくれたので、ちょっと自分が恥ずかしくなった。紙でごめん。
懇親会を楽しむだむは氏!ことみんちゃんに会えて嬉しい!!
あと、「Waveleap」が主催しているイベントに参加してくれた方にもお会いできたり、女性エンジニアに何回か声をかけていただけてめちゃくちゃ嬉しかったです。私たちはオンラインでのイベント開催が多いので、直接ユーザーの方やイベント参加者に会えるのはものすごく嬉しいのだ!
私のネクストステップ!
今回、初めて純粋な参加者としてカンファレンスに参加して、とっっっっっっても楽しかったという体験が私の中に刻まれました。そして、運営の方へのリスペクトと、こんなに最高な場を作れる運営側のボランティアもやってみたい!という気持ちも芽生えました。私も事業をやっている上でイベント開催やトークセッションの主催、今後はカンファレンスなども開催したいと思っています。カンファレンス参加中に、これかなり大変だっただろうなあ、すごいなあ、、と節々に運営サイドの気持ちとか大変さが頭をよぎり、リスペクトの気持ちが溢れています。
今年は機会があったら、私もカンファレンスや技術イベントの運営ボランティアをやるぞ!と強い意志を持ちました!!直近何個か見つけたので、応募しようと思います!!
改めて、素敵な場を作っていただいた運営の皆様ありがとうございました!
最後にカンファレンスのジェンダーギャップについて
最後にやっぱりIT業界のジェンダーギャップを解消するのが私の使命なので、ジェンダーギャップについてもシェアさせていただきます。
テックカンファレンスの登壇者、参加者のジェンダー比率は課題になっています。女性エンジニアは母数が少ないからしょうがない、というのは通用しない時代がすぐそこまできています。改善するにはアクションが必要です。
IT業界の女性比率を知っていますか?2022年にJISAが公表した「情報サービス業基本統計調査」によると、およそ23%です。
10年前と比べると、12%も増加しています。今後も確実に増えていくと思います。
今後、技術カンファレンスの参加者はもちろんのこと、登壇者の女性比率を上げていくことが最も重要だと思っています。それにより、女性がよりカンファレンスに参加しやすくなっていく環境になると確信しています。その上で、私にできることは本気でやっていきます。
テック系カンファレンスのジェンダーギャップについての記事を添えておきますので、興味ある方はぜひみてください!